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教職課程・教職センター



教職課程とは

国の法律により、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、そして特別支援学校の教員になるには、文部科学省より教員を養成する課程認定を受けた教育機関で学び、教育職員免許状(以下「教員免許状」)を取得しなければなりません。教員免許状は、国が公に認めるライセンスの一つです。
卒業後教員を志す者が、教員免許状を取得するための課程を教職課程といいます。
教員免許状を取得するためには、所属学科の卒業に必要な単位のほかに、教職課程科目の単位修得が必要となります。

教職課程のある学科一覧

教職センター

2016年4月、全学的な教員養成・保育士養成支援機関として「教職センター」を開設しました。「教職センター」では、教職や保育に関する豊富な知識と現場経験をもった教員が常駐し、教員や保育士を目指す学生・卒業生の指導・相談にあたります。また、採用試験対策の各種講座や、現役の教員・保育士である本学卒業生との交流イベントなどを開催。教員や保育士を志す学生や卒業生を、全面的にサポートしていきます。

教員免許取得の条件

免許を取得するためには、大学の卒業に必要な単位を修得し、あわせて表Iに示される教育職員免許法の規定する所定の単位を修得しなければなりません。

表I 基礎資格と修得単位

所要資格
免許状の種類
基礎資格(※1) 大学における最低修得単位数
教科及び教職に関する科目
幼稚園教諭一種免許状 学士の学位を有すること 51
小学校教諭一種免許状 学士の学位を有すること 59
中学校教諭一種免許状 学士の学位を有すること 59
高等学校教諭一種免許状 学士の学位を有すること 59
特別支援教育に関する科目
特別支援学校教諭一種免許状 学士の学位を有すること 26
幼・小・中又は高の教諭の
普通免許状を有すること
栄養に係る教育及び教職に関する科目
栄養教諭一種免許状 学士の学位を有すること 22
管理栄養士の免許を受けていること又は管理栄養士課程を修了し栄養士免許を受けていること
栄養教諭専修免許状(※2) 修士の学位を有すること及び管理栄養士の免許を受けていること 24
※1 基礎資格「学士の学位」は、大学卒業時に得られます。
※2 栄養教諭一種免許状を取得していることを履修条件とします。
教員免許の取得には、表Iのほかに下記の科目の単位の修得が必要です。

表II 教育職員免許法施行規則66条6に定める科目

免許法施行規則に定める科目区分 単位数 左記に対応する本学授業科目/単位数 備考
授業科目 必修 選択
日本国憲法 2 日本国憲法 2
体育 2 球技スポーツ 1 2単位選択必修
ラケットスポーツ 1
健康スポーツ 1
シーズンスポーツ 1
外国語コミュニケーション 2 英語Ⅰ 1 2単位選択必修
英語Ⅱ 1
英語Ⅲ 1
英語Ⅳ 1
中国語Ⅰ 1
中国語Ⅱ 1
韓国/朝鮮語Ⅰ 1
韓国/朝鮮語Ⅱ 1
フランス語Ⅰ 1
フランス語Ⅱ 1
ドイツ語Ⅰ 1
ドイツ語Ⅱ 1
イタリア語Ⅰ 1
イタリア語Ⅱ 1
スペイン語Ⅰ 1
スペイン語Ⅱ 1
数理、データ活用及び人工知能に関する科目又は情報機器の操作 2 情報リテラシーⅠ 1 幼・小免許必修
2単位(※1)選択必修
情報リテラシーⅡ 1
基礎統計学 2 2単位(※1)選択必修
情報処理概論 2
(注意)上記科目は、全学共通科目として開設しています。

※1 幼稚園、小学校免許取得希望者は、「情報リテラシーⅠ・Ⅱ」を取得しなければならない。
中学校・高等学校免許及び栄養教諭免許取得希望者は、「数理、データ活用及び人工知能に関する科目又は情報機器の操作」4科目のうち、「情報リテラシーⅠ」、「情報リテラシーⅡ」の2科目の選択が望ましい。
  • 「小学校教諭一種免許状」「中学校教諭一種免許状」の取得にあたっては、『介護等体験』が義務づけられています。
    特別支援学校(養護学校)2日間、社会福祉施設5日間の計7日間の体験を行うことが必要です。
    体験を行う学年の春学期に同時に履修する科目があります。
    なお、体験にあたって必要な費用が発生します。この費用については各人の自己負担となります。

  • 教育実習(栄養教諭教育実習も含む)は、教職課程を履修するすべての学生に、その課程の総決算ともいうべきかたちで課せられるものです。一定の期間、生きた教育が行われる学校の現場で、教員として必要な知識・技能を修得するために行うものです。
    教育実習を行う学生は「教育実習」(対象の免許に必要な教育実習)および「事前・事後指導」の科目を必ず履修登録してください。

本学で取得できる免許状

本学で教職課程が開講されている学部・学科ならびに免許状の種類とその教育目標は、以下のとおりです。

免許状の種類

学芸学部
日本語日本文学科 中学校教諭一種免許状 〔国語〕
高等学校教諭一種免許状 〔国語〕
高等学校教諭一種免許状 〔書道〕
英語文化コミュニケーション学科 中学校教諭一種免許状 〔外国語(英語)〕
高等学校教諭一種免許状 〔外国語(英語)〕
子ども教育学科 幼稚園教諭一種免許状
小学校教諭一種免許状
特別支援学校教諭一種免許状
メディア情報学科 高等学校教諭一種免許状 〔情報〕
栄養科学部
健康栄養学科 中学校教諭一種免許状 〔家庭〕
高等学校教諭一種免許状 〔家庭〕
管理栄養学科 栄養教諭一種免許状
大学院
栄養科学研究科
栄養科学専攻 博士前期課程
栄養教諭専修免許状

本学での教職課程の履修

教職課程は、教員としての専門職の道を目指す人のための課程です。教員に求められる資質や能力を身につけることをねらいとして開設されています。したがって、教職課程を履修することには多くの努力が必要とされます。教育界に貢献しようとする高い志を持って履修に臨むことを期待します。
教員免許状取得には、学士課程の卒業単位に加え、教職課程の授業科目の必要単位を修得する必要があるため、4年間の在学期間内に履修計画をたて、着実に履行していく心構えが必要です。
各免許状において、修得を必要とする『教科及び教職に関する科目』には履修年次が設けられておりますが、履修可能な初年次に修得しておくことが望ましいです。

教員免許取得スケジュール

教職課程履修学生は、教育職員免許法に従って必要な単位を修得しなければなりません。本学の教職課程では、1年次から教職関係科目(教科及び教職に関する科目・その他の科目)の履修が開始されます。

教職実践演習・履修カルテ

教職実践演習は、教職課程での学修や実習を経た、卒業年次の秋学期に開講し、教員として必要な資質能力の把握ならびにさらなる向上を目指す科目です。
履修科目 取得免許 対象となる学科
保育・教職実践演習
教職実践演習(小学校)
(どちらか一方を履修)
幼稚園教諭一種免許状 子ども教育学科
教職実践演習(小学校) 小学校教諭一種免許状
教職実践演習(中・高) 中学校教諭一種免許状
[国語・外国語(英語)・家庭]
高等学校教諭一種免許状
[国語・書道・外国語(英語)・情報・家庭]
日本語日本文学科
英語文化コミュニケーション学科
メディア情報学科
健康栄養学科
教職実践演習(栄養教諭) 栄養教諭一種免許状 管理栄養学科

教職実践演習を履修するために

教職実践演習を履修するために「履修カルテ」の作成が必要となります。
教職実践演習の履修の際、履修カルテの提出が無い場合は、原則履修不可となりますのでご注意ください。
以下、手順となります。
※幼・小課程(子ども教育学科)については、学科の指示に従ってください。
(1)申請方法
  • 各年次指定期間に教職課程履修費をパピルスメイト(マーガレット本館1F証明書自動発行機)にて納入し、発行された申請書を学修・生活支援課窓口に提出してください。
    (申請書の発行には学生証が必要です。発行方法は発行機に手順を指示します。)
  • 1年次の教職課程履修費を納入後、履修カルテ専用のファイルを配付します。(時期は別途お知らせします。)
(2)履修カルテの流れと作成方法
<流れ>
  • 教職課程の科目の履修開始から始め、教職実践演習を履修する前までに作成します。
  • 各学期終了時にカルテの記入を行ってください。
  • 必要に応じて履修カルテの提出を求める場合があります。
<作成方法>
1.ダウンロード 下記関連資料の履修カルテ[1]・[2]から希望の課程(所属学科)の様式をダウンロードしてください。
2.記入方法 履修カルテ[1]<教職関連科目の履修状況>

  • 所属学部・学科・学籍番号・氏名を記載し、取得希望免許を選びます。
  • 修得した科目の「単位修得時期」ならびに「自己評価」欄に記載してください。
  • 教職に関わる自主的学習活動内容を記載してください。
履修カルテ[2]<自己評価シート>

  • 学籍番号・氏名を記載し、取得希望免許を選びます。
  • 必要な資質能力の指標を基に学年終了時の自己評価(段階評価)に○をつけてください。
  • 教職を目指す上で課題や課題克服のための自主的な学習活動・内容を記載してください。
  • 教職課程の学修状況についてのふりかえりを記載してください。
3.保存 記入した履修カルテは個々に履修カルテ専用のファイルに保管してください。
履修カルテの提出を求められた場合は、指示に従って速やかに提出してください。
教職実践演習・履修カルテに関する相談がある場合は、学修・生活支援課窓口に来てください。
関連資料 (2種類ある履修カルテ[1]・[2]をダウンロードし、プリントアウトしてください)
履修カルテ[1]
履修カルテ[2]

大学の教員養成に関すること

教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

教員の養成に係る組織

教員の数 ※2024年5月1日現在

■相模女子大学大学院
研究科 専攻 専任(※) 兼任
(非常勤)
教職課程
教授 准教授 講師 助教
栄養科学研究科 栄養科学専攻 12 6 1 0 19 0 栄教専免
※大学院の教員数が、学部の教員と兼ねている人数
■相模女子大学
学部 学科 専任 兼任
(非常勤)
教職課程
教授 准教授 講師 助教
学芸学部 日本語日本文学科 10 2 1 0 13 37 中一種免(国語)
高一種免(国語・書道)
英語文化コミュニケーション学科 10 1 1 0 12 25 中一種免(英語)
高一種免(英語)
子ども教育学科 8 7 4 0 19 40 幼一種免
小一種免
特別支援一種免
メディア情報学科 7 4 1 0 12 26 高一種免(情報)
栄養科学部 健康栄養学科 11 3 1 0 15 23 中一種免(家庭)
高一種免(家庭)
管理栄養学科 6 4 3 1 14 13 栄教一種免
■相模女子大学 教職センター
センター長
(兼任)
副センター長
(専任)
教員 指導員 事務員
専任 兼任 専任 非常勤 専任 非常勤
1 1 2 4 0 6 1 2 13(※)
※ 兼任教員を除く

各教員が有する学位及び業績

教員の養成に係る授業科目、各教員が担当する授業科目ごとの
授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること

卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること

卒業者の教員免許の取得状況実数(過去3年間)

卒業者の教員への就職の状況に関すること ※2024年5月1日現在

相模女子大学 2023年度卒業生 教員就職状況

教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること

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教育ボランティア

教員や保育士を志す学生が、在学中に教育現場でのボランティアや学外プログラムを体験する事によって、教育の意義、役割を考えるきっかけとなります。

活動内容例

学内ボランティア
  • 幼、小、中、高等学校等での授業及び行事のサポート
  • 特に配慮を必要とする児童のための学習サポート
  • その他、教育ボランティアに即した活動
学外プログラム
  • 講義、講習への参加
  • 模擬授業体験・個別相談等

申込方法

説明会及び個別に情報を随時提供していきます。
施設によっては学修・生活支援課にて資料を用意しています。
詳細は、各情報を確認をしてください。

活動にあたっての注意事項

将来、教職を目指す学生には、活きた教育現場を学ぶチャンスです。
早い段階で積極的に参加し、経験を深めてください。
尚、活動にあたっては、学生であっても社会人としての活動が求められます。
社会人としてのルールと規律を守り、責任ある行動を取るよう心がけましょう。然るべき心構えを持って臨んでください。

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