５年生「稲刈り」

５年生は今日、農園の田んぼに行き、稲刈り体験をしてきました。「すごい大きい！」「稲がたくさん！」田んぼを見るなり、子どもたちの声が聞こえてきました。６月に田植えをしてから約５ヶ月。夏休みにも様子を観察してきた稲。久しぶりに見た稲は、とても大きく、たくさん実っていました。

田植えの時にもお手伝いをしてくださった山口先生が、今回も駆けつけてくださいました。稲の様子や、鎌の使い方、稲刈りのこつなどを丁寧に教えてくださいました。

話を聞いた後、さっそく稲刈り開始です。「なんか上手く切れない・・・」「引っ張っちゃダメ～？」など、始めは苦戦する様子がありましたが、何回か繰り返す内に、どんどん上達し、予定よりも大幅に早く刈り取ることができました。

縦割りグループにわかれ、刈った稲をある程度まとめて縛っていきます。ここでしっかりと縛ることで、後で稲が干しやすくなります。

田んぼの稲を刈りきった後、校庭の平行棒に干しました。この後約一週間干した後、脱穀をします。天気が良い日が続きそうなので、上手く水分を抜くことができそうです。

今回の稲刈りでは、自然の恵みや農家の方たちの大変さを感じてもらえたと思います。私たちが普段食べているお米が、どのようにして出来上がるのかを知ったり、機械化が進む中、棚田や千枚田などで今でも手作業でやっている方たちの苦労を知ったりすることで、自分たちがご飯を食べる時に少しでもそのありがたさを感じてほしいと願っています。