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ストレスから思い浮かぶ言葉は カウンセラー中里先生の特別授業
小学部のスクールカウンセラー中里清子先生による特別授業が 5年生で行われました。
テーマは、「ストレス」です。中里先生は、優しい表情で、ゆったりとした口調で 子どもたちに「皆さんは、ストレスはありますか?」と尋ねられました。
「ある!」「ええ、ないかなあ・・・・」と子どもたち。続いて、班に1枚ずつ白い紙が配られ、マインドマップのように「ストレス」から 連想する言葉を次々に書き出していきました。中里先生は、子どもたちから出てきた言葉を板書しながら、3つのカテゴリにわけていきました。
1,ストレスのきっかけとなる出来事(ストレッサー) 勉強、思い通りにいかないこと等
2,ストレスが起きたときに心や体に起きる反応 緊張、頭痛等
3、ストレスがたまったときにどうするのか(ストレス対処法)
の3つのカテゴリです。
ストレス対処法については、「本当は、しちゃいけないんだけど、“悪口”」「ものや人に“やつあたり”しちゃうこともある・・・」との意見も出てきました。「そうかあ、“悪口”や“やつあたり”は、誰かのストレッサーになってしまうことにもなりそうだねえ。そういう形でない対処法が見つかるといいですね。」とお話しして下さました。
中里先生は、最後に「ねえ、人やものを傷つけないお薦めの対処法はある?」と尋ねました。子どもたちは積極手に発表しました。そして、友だちのお薦め対処法に「私もやる!」「それ、いいねえ。」「今度やってみよう!」との声があがりました。
現代病といわれる「ストレス」。私たち大人は「ストレス」の原因を取り除いてあげられるように努めたいと思いますが、子どもたちが自分にあった望ましいストレス対処法を見つける手助けもできたらよいと思います。