3年生4年生
食物栄養学科のみなさんによる食育の授業(3,4年生)
今年も、大学の栄養教育学研究室(EKS)の学生さんが、子どもたちのためにわかりやすい食育の授業をしてくださいました。3年生のテーマは「箸」。名付けて「自分にぴったりおはしで、おはしマスターになろう!!」です。
まずは、お箸の使い方クイズです。「ねぶりばし」や「まよいばし」、「さしばし」などの間違った使い方を確認しました。思っていた以上に、子どもたちはよく知っていました。
次は、自分にぴったりなお箸の長さ調べです。人差し指と親指の間の距離を測り、その距離を目安にして箸の長さを決めます。算出した長さの箸を受け取ると、早速持参した箸との長さ比べが始まりました。あまりにも長さが違うことに驚いた子もいました。
自分にぴったりのお箸を受け取ったところで、今度は正しい箸の持ち方と使い方についての学習です。知っているつもりだった持ち方が違っていたと戸惑う様子も見られましたが、丁寧に教わったことで、少しずつ慣れていきました。無事に課題の豆を摘んで移せたことで、全員お箸マスターの認定メダルをいただけました。
また、小豆などの小さい豆を30秒間で10個移すことに成功し、伝説のお箸マスターに認定されました。
箸という日本の文化を見直し、自分たちの食生活を改めて考える。そんな貴重な時間になりました。
4年生のテーマは「旬の野菜」についてです。
大根、ブロッコリー、カボチャ、トウモロコシなど、全部で8つの野菜にふれてみたり、においをかいでみたりしながら、それぞれのどの季節の野菜かと言うことを考えました。
子どもたちは、「においが春のにおいだ。」「緑の葉っぱが着いているから今じゃない。」などといいながら、予想し、考えをグループごとにまとめていきました。
子どもたちは、正解の発表をきいて、「やった!」「えー!」と大騒ぎで聞いていましたが、それぞれの季節の野菜には、「体をあたためるとか冷やす」や「エネルギーを蓄える」など、季節に応じた役割があることを学んでいきました。