３学期の活動より②「けんちん汁を作ろう」４年生つなぐ手･食育

食育の授業「けんちん汁を作ろう」を行いました。これは４年生で１学期から行ってきた食育の集大成です。まずは子どもたちと、１学期からやってきたことを振り返りました。
　野菜には「旬」があること。「地産地消」という言葉。それから、社会の範囲にはなりますが、三浦体験学校で農業の工夫を学んだこと。大根の収穫体験もさせてもらいました。ここには「買ってくれる人においしく食べてほしい」という思いが込められています。そこで、「旬の野菜を使い、神奈川県の郷土料理であるけんちん汁を作ろう。」ということを話しました。　本来、家庭科は５年生からの授業で、調理クラブを除けば、包丁や火を扱った調理実習は初めてです。「大丈夫かな。」「おいしくできるかな。」と不安そうな声も挙がりましたが、グループ毎に作業工程を分け、家庭科専科の先生とお手伝いをしてくれた保護者の皆様の協力のおかげで、どのチームも素晴らしいけんちん汁を作ることができました。　お弁当給食と一緒にけんちん汁が用意されると、「良い匂い～！」「お腹空いた！」と言って、いただきますが待ちきれない様でした。昼食が始まると、みんなお弁当給食そっちのけで、けんちん汁をほおばっていました。「おいしい！」「おかわりしていい？」という声がたくさん挙がり、普段は野菜を残している子もおかわりをしていました。
自分たちで作った物は、やはりおいしいですね。協力していただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。