4年生
4年生 箱根体験学校
4年生は箱根体験学校に行きました。伝統工芸品である「寄せ木細工」について、社会の授業で学んだことをもとに、自分の目で見、話を聞き、学びを深めました。自分たちが生活している相模原や、6月に行った三浦との土地利用の違いも見ることができました。
まず始めに箱根ホテル「花月園」で、寄せ木細工職人の石川さんにお話を伺いました。寄せ木に使われる木の話や、どうやって模様を作るのかなどを、実演を交えて話していただきました。中でも、実際に鉋(かんな)で木を削って見せてくれた場面では「すごい!」「こんなに薄くなるの?」と驚きを隠せませんでした。お話の後は、18個のパーツを使ったコースター作りを行いました。質問タイムでは、時間が足りなくなる位たくさんの質問をしていました。非常に意欲的でした。
花月園でお弁当を食べた後、午後の見学場所「箱根ふれあい館」に向かう観光船に乗船しました。ここでは、芦ノ湖の大きさを生で見られました。そして、箱根の山々を始めとした、壮大な自然を感じることができました。天気も良く、木々が紅葉している様子がはっきりとわかり、時期的にも最高の見学になりました。
箱根ふれあい館では、自然の恵みとも言える、種や木を使ったクラフト作りに挑戦しました。小さな丸太型のキーホルダーを土台にして、その上に動物や昆虫、植物を表現していきます。細かい作業に苦戦しながらも、素敵な作品を作り上げました。クラフト作りの後は、館内を見学して回りました。飼育している昆虫に触れたり、木の実や枝のにおいを嗅いだりしました。室内にいながら、森に入ったような体験ができました。
今回の箱根体験学校でまた一つ学びを深めた子どもたち。明日は小学部に森林管理署の方をお招きし、箱根の森林について話していただきます。今日見た風景を思い出しながら、意欲的に学びを深めてほしいです。