その他
「本は友だち週間」
現在小学部では、「本は友だち週間」を行っています。小学部の図書室を利用して、少しでも多くの本に触れて欲しいと願っています。そのための取り組みの一つとして、図書ボランティアのお母様方が作って下さった「図書室クイズ」を廊下に掲示しています。図書室の本を読むとそのクイズの答えがわかるというものです。解答用紙に答えを書いて提出し、正解すると名前が紹介されます。
また、親子読書の推進も行っています。学校だけではなく、ご家庭でも親子で一緒に取り組んでいただけたらと願っています。
読書には、自分が考える以上の世界が広がっていく喜びがあります。実生活では経験できない世界、目には見えない心という内側の世界などに触れ、今まで見えていなかったものが見えてくることで広がる想像の世界を旅する過程が読書の本当の楽しみだと思います。
最近では、子どもたちの読書離れが叫ばれ、想像力の低下が話題になっています。想像力の低下により、相手の立場に立って物事を考えられない子どもが増えていると言われています。つまり、子どもたちの人間形成において、読書はなくてはならないものなのです。たくさんの本を読み、さまざまな世界に触れることで想像力豊かな、そして心豊かな優しい子どもたちに育って欲しいと願っています。