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教室に鬼がやってきた(節分)

節分の様子を1年生のあるクラスを元に紹介します。

2月3日。朝からなんだかそわそわしていた子どもたち。「今日は節分だよ!」「学校で豆まくの?」「学校に鬼は来るの?幼稚園では来たんだよ!」と教室では、「豆まき」と「鬼」の話で持ちきりでした。「絶対来ると思う!来るでしょ、先生!」という子どもたちに「この教室には、こわーい先生がいるから十分じゃない?」と担任の先生、何となく納得する子どもたち、そんな楽しい会話が聞かれました。

お弁当の時間、総合のきなこ作りの授業をしっかりと力を合わせたご褒美に、担任の先生は、子どもたちのお弁当の蓋に、用意しておいた豆を配ります。「もしも鬼が来たらこれで戦うんだよ!」と伝えると、「○○さん、こっち守ってね!」「△△くん、鬼がきたらすぐ教えて!」と万全の体制で、鬼の到来を今か今かと待ち構えていました。
鬼退治① すると、鬼が突然教室に入ってきました。あんなに意気込んでいたのに、鬼が入ってきた瞬間、数秒間フリーズしていた子どもたち。しかし、はっと気づいて、蓋に乗せてもらった豆を、思い切り投げ始めました。
鬼退治②子どもたちの総攻撃に、鬼はあっという間に退散です。
 しかし、担任の先生の大きな誤算がありました。まさか蓋に乗っている豆を、ほぼ全部投げるとは、思ってもみなかったのです。気付いたときには教室中、豆だらけ。クラスで飼っているモルモットの小屋まで豆だらけ。鬼退治の後は、全員で教室や周りをきれいにしました。