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4年生 三浦体験学校 2日目
三浦体験学校2日目を迎えました。
今日もすっきりいいお天気。穏やかな海を眺めながら朝会をしました。
初めての宿泊学習で、夜遅くまで起きていたチームや、朝早くから目が覚めてしまったり、そのために二度寝をしてしまったチームなどがありました。そのため、朝会の集合時刻に遅れるチームが多く、朝から注意をうけることとなってしまいました。
今日の見学は、三浦市三崎水産物地方卸売市場からスタート。三崎といえばマグロ。今日は、通常より、多い800本のマグロの入札が行われていました。子どもたちは、入札の様子を二階からのぞき込むように見学しました。
100キロを超える大きなマグロ。そして、それらが次々に運ばれてホークリフトから下ろされるときの大きな音などの迫力に子どもたちは、飽きることなく集中してみていました。
三浦市の観光ガイ???のかたが3名来てくださり、市場の一室を利用して、マグロの漁法や低温管理の話などをしてくださいました。子どもたちは、「なぜ、マイナス60度に冷やすのですか。」「マグロはいくらぐらいするのですか。」と熱心に質問しました。
続いて、場所を移動し、三崎の丸福水産を見学しました。買われていったマグロが加工される工場です。
工場では、大きなマグロが機械で8つに分けられる作業や、小さなサクにしたり、ネギトロに加工したりする作業を見学しました。
工場では、加工中に作業員の方が手をけがをすることのないように、ビニール手袋の下にワイヤーできた手袋をつけているそうです。
職人さんは、手の感覚で正確に同じ直方体のサクを切り出していました。誤差は10グラム以内。まさに職人芸でした。
丸福水産の方は、超低温の冷凍庫に子どもたちを入れてくださいました。
強烈な寒さの世界でしたが、子どもたちは大喜びでした。
丸福水産の方にお礼の挨拶をして、三浦の自然を感じるために、3つめの見学地は城ヶ島に向かいました。
雄大な景色、トンビやウミウなどの鳥たち、自然が作り出した岩の形(馬の背洞門)などを楽しみました。
三浦には、風力発電用の風車が2台あります。そこも見学しました。今日は風車が回っていません?つまり、風速1メートル以下。それだけ穏やかな日でした。
半日、お世話になった三浦観光ガイドのかたにお礼をして、昼食をとって帰路につきました。
予定通り、学校帰着。児童代表が三浦体験学校の感想や「この経験を生かして、これからもみんなで力をあわせていきしょう。」と力強く挨拶をして、三浦体験学校が終わりました。子どもたちのために、時間を割いて協力してくださった皆様、ありがとうございました。子どもたちにとって、とても学びの多い2日間になったと思います。