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富士山自然体験学校2日目
二日目。お天気はうす曇り。残念ながら、富士山は見えませんでした。
6時からの自由時間では、富士Calmから、歩いて10分ほどのところにある浅間神社へ散歩に行った子どもたちもいました。浅間神社は、日本一の木造の大鳥居がある、平安時代からの富士登山信仰の中心地です。
朝会では、自分の目と心で学ぶことの大切さや今日のめあてを確認しました。また、昨日の日記をしっかりかけた子を紹介しながら、今日はより具体的に日記が書けるように指導しました。
午前中は、富士五湖の一つ西湖近くの「西湖いやしの里根場」にでかけました。「西湖いやしの里根場」では、におい袋づくりやふくろうストラップなどの民芸品のクラフト体験に挑戦します。今回、クラフト体験を指導してくださる方々に挨拶をして作業場に移動しました。
指導してくださる方の話に真剣に耳を傾けながら、一生懸命に製作しました。出来上がった自分の作品は素敵なお土産になりました。
「西湖いやしの里根場」は、かつて台風の土石流被害により、大きな災害が起こった場所です。その村の雰囲気を今に復元するために作られた場所でもあります。その時の様子について、当時の資料や実際に被害にあった方のお話を聞きながら、防災について学びました。真剣に展示物を見て、メモを取る姿は、子どもたちの学習意識の高まりを感じました。
根場では、クラフトづくりのほかにも楽しい場所がたくさん。男子は、戦国時代の展示にすっかりと魅せられていました。
根場での記念写真。残念ながら、背景に見えるはずの富士山は雲の中でした。
お世話になった方々に挨拶をして、楽しかった根場を後にしました。
午後は、富士山5合目へ。お天気を心配していましたが、くっきりと富士山頂が見えていて、一安心。残念ながら、富士山から下は、雲の中でした。ここではボランティアガイドの方から、御中道の植生や富士山の成り立ちを中心にお話を伺いながらトレッキングをします。
ガイドさんの工夫した説明に子どもたちは、しっかりと引き付けられていました。
溶岩に水をかけてみたり、スコリアに磁石を近づけたりして、体験的に学びました。
御中道での記念写真です。
各チームでお世話になったガイドさんに学びの中で心に残ったことを加えながらしっかりとお礼ができました。
2日目の午後は、子どもたちの最大のお楽しみの一つキャンプファイヤー!ゴッドファイヤーの登場でキャンプファイヤーがスタートしました。
各チームのスタンツは、お笑い芸人顔まけの面白さ。なかなかのお笑いセンスでした。
最後は、火を見つめながら小学校生活を振り返ると、涙ぐんでいる子も。子どもたちの素敵な思い出の1ページなったと思います。
キャンプファイヤーの後は、アイスクリームのプレゼント。今日も一日頑張りました。