6年生
富士山自然体験学校1日目
さあ、6年生の富士山自然体験学校の始まりです。夏らしい素晴らしいお天気となりました。プログラムも安心して進められそうです。1学期後半、6年生は理科の学習で富士山について詳しく学習してきました。その学習をさらに深めることと、みんなで協力しながら共同生活をしていくことがこの校外学習の目的です。しっかり学んでくることを大切にしようと開校式が開かれました。
小学部からバスで約2時間、最初の見学場所である忍野八海に到着しました。ここは、富士山に降った雪や雨が長い時間をかけて、地下を通って湧き出してくる場所です。各クラスに分かれて、池を観察しながら、池にまつわる伝説を先生から聞きました。実際に湧き出た水は、12度。30秒間水につけていると、腕がちぎれそうになるほど冷たくなります。富士山の水も飲んで体験しました。
忍野八海の見学を終え、今日から2泊3日でお世話になる富士calmに到着しました。支配人さんに挨拶をして、早速、昼食をいただきました。
昼食をいただいた後、次の目的地である河口湖フィールドセンターに向かいました。
河口湖フィールドセンター周辺は、剣丸尾溶岩流がつくった溶岩樹型が数多く見られるとても貴重な場所です。実際に溶岩樹型の中に入りながら、ここに流れてきた溶岩の厚さや、かつてこの場所に生えていた木の大きさを感じることができました。
溶岩樹型の中には、富士登山の前にこの樹型に入り体を清めたという世界遺産「船津胎内神社」もあり、見学しました。
フィールドセンターでは、今夜見学に行くヒメネズミの置物を作成しました。小刀の使い方に苦労しながらも、個性豊かなヒメネズミが作られていました。
りすが松ぼっくりの実を食べた後の森のエビフライやカブトムシも発見しました。
夕食も元気いっぱい。話を聞く態度は注意されましたが、明日に期待します。
夜は、本物のヒメネズミに会いに青木ヶ原樹海へ。たくさんのヒメネズミに会うことができましたが、ヒメネズミを脅かさないために写真はありません。
明日もいいお天気を期待します。