4年生
4年生三浦体験学校(2日目)
三浦体験学校二日目の朝を迎えました。宿泊しているホテルは城ヶ島の中でも絶景のビューポイントに建てられています。城ヶ島の地層がむき出しになったホテル前の岩場にも朝日が差し始めました。朝6時30分ホテル玄関前で朝会をしました。目の前に広がる相模湾やたくさんのカモメ、この場所ならではの風景にこどもたちも気持ちよさそうに見とれていました。朝食の食堂からは天気が良いと富士山が相模湾を挟んで見ることができます。今朝は・・・・・あいにく雲がかかっていて富士山は顔を見せてくれませんでした。子どもたちは「花より団子」窓の外にはあまり関心がない?ようです。食事の後、ホテルの方にお礼をして、今日の見学場所に向かいました。最初の見学場所は三浦市三崎魚市場です。見学を三浦市のガイドボランティアの方がサポートしてくれました。魚市場の見学コースは、市場の2階部分の回廊になります。眼下に冷凍のマグロが並び、それを買い付けの人たちが選びやすいように準備をする人たちで活気にあふれています。ボランティアさんは子どもたちのいろいろな質問に、ていねいに一つひとつ答えてくれます。三浦で水揚げされるマグロが市場でどのように処理されるのか説明していただいたり、マグロの生態、マグロの漁法など詳しく教えていただきました。冷凍マグロが市場で業者に買い取られた後、どのように処理をされるのか、加工の様子を見せて下さる工場に移動しました。工場の中では市場で取引された冷凍マグロを大きなバンドソー(ノコギリ)で裁断し、処理する作業を見せていただきました。体力と集中力のいる大変な仕事です。建物内にある冷凍室にも足を入れさせていただきました。マイナス60度の冷凍室を瞬間的に体験しました。あまりの冷たさに濡らしたタオルは棒状態になってしまうほどです。マグロ工場を見学したあと、城ヶ島の観光ポイントである城ヶ島公園に移動し、「馬の背洞門」と呼ばれる波によって大きな空洞ができた岩場を見学しました。海岸線に降りたところで、あいにく小雨が降り始めてしまいました。ガイドさんから地形の成り立ちを教わったり、記念写真を撮って足早に最後の見学ポイントに移動しました。三浦体験学校、見学の締めくくりは宮川公園の風車見学です。小雨の中、子どもたちのために熱心に説明をして下さったガイドさんに、お礼のことばを述べてすべての見学が終了しました。少し遅めのお昼ご飯、食べ終わった子どもたちのお皿には何も残っていません。ほとんどの子どもがカレーライスを完食しました。雨のため繰り上げたプログラムがあり、予定より早めの学校帰着になりました。昼食まで元気いっぱいだった子どもたちも、帰りのバスの中で居眠りをしたり、閉校式では少し疲れた様子が感じられました。初めての宿泊体験、見学したことやホテルでの集団生活など、高学年に向けて学ぶことがたくさんあったのではないかと思います。