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6年生つなぐ手「ユニセフの活動について知ろう」
6年生は、世界の子ども達の現状を知り、「自分たちにできることは何か」ということを考えるきっかけ作りとして、毎年相生祭でユニセフ募金活動を展開しています。今日はつなぐ手の授業で、相生祭での活動を意味のあるものにするために、神奈川県ユニセフ協会の方をお招きし、世界の現状やユニセフの活動について教えて頂きました。
授業の始めに、世界の子ども達の現状を学びました。人が生きていくのに欠かせないものが水であること、そんな水を確保するために子ども達が学校に行けなくなっていることなど、事前学習はしていましたが、改めて説明を受け、想像以上に多くの人が安全な水を確保できていないことを知りました。
実際に水瓶を持って、水汲みの大変さを体感しました。「少しの距離でも重たいのに、これを持って何十分もかけて汲んでくるなんて、信じられない!」という感想が挙がりました。
「世界の富の配分」というアクティビティを通して、富裕層と貧困層の割合も学びました。ここまで世界の国で格差があるとは思っていなかった子も多く、「こんなに差があるの?」と驚いていました。
授業後の感想には、「自分たちがいかに恵まれているのかわかった。」「知る、ときどき思い出す、伝えるということが大事で、それを少しでも実践しようと感じた。」など、自分たちなりに世界の現状を感じ取ることができていたようでした。相生祭に向けて、非常に有意義な経験を積むことができました。