大切にしたい「思いやり」と「感謝」の気持ち 1年生つなぐ手「茶道」

１年生にとって初めてとなる「茶道体験」の授業が行われました。新型コロナウィルスの影響で、小学部としても久しぶりの茶道です。お昼を食べ、早めに着替えをして、翠葉会館に向かいました。
　

　授業では、大学茶道部の指導者である笹森先生と大学生が、お菓子とお茶をいただくシチュエーションを通して細かい礼儀作法などを教えてくれました。いつもの授業よりもピリッとした空気感の中、子どもたちは姿勢良く頑張っていました。

お菓子やお茶をおいしくいただきましたが、茶道の大切な所はそこではありません。笹森先生は、茶道を通して「思いやりの気持ち」を大切にすること「感謝の気持ち」を大切にすることを教えていると話してくれました。お茶碗を渡す時、お菓子やお茶をいただくとき、１つ１つの所作には「思いやり」の心がこめられています。

「お先に」「どうぞ」「ごいっしょに」など相手を思いやる言葉を使いながら、お菓子やお茶をいただきました。１年生にはまだ難しい部分はありますが、今回の授業で少しでも感じ取ってくれたらいいなと思います。