3年生体験学習
火事が起きたら・・・ファイヤースクール(3年生)
1月30日(月)3年生は、相模原南消防署の方をお招きして、防災教育としての「ファイヤースクール」を行いました。社会科の「わたしたちのくらしを守る」の学習の一環でもあります。つまり、火事からわたしたちのくらしを守ってくれている消防のお仕事に携わっている方に直接会ってお話を聞くこと、道具や設備を自分の目で見て体験して学ぶ、そして、防災の意識を高めるということねらいがありました。
当日は、体育館で火事についてのお話があり、その後、①煙体験コーナー ②消火器体験コーナー ③119番通報体験コーナーの3つのコーナーを回って進められました。
もし自分の服に火が燃え移ったら、「走り回らず、寝転んで燃えている部分を床にこすり合わせて消火する方法」を学び、実際にその方法を実践してみました。煙体験は、煙を充満させた小さな空間にハンカチを口にあてて実際に入り、真っ白で何も見えない中、壁を手でつたいながら出口を探しあてる体験です。煙の恐ろしさ、身を低くして逃げる方法を学びました。
消火器体験は、実際の消火器(中身は水)を使ってペットボトルを倒すという体験で、皆、真剣に取り組んでいました。最後のコーナーは、「119番通報体験」です。実際に受話器を取り、119をするとつながる消防局の通信指令室の係員の方とのやり取りを体験しました。この日は、小学部で火事が起きた設定で通報します。係員の方に質問される「火事が起きている住所、燃えている場所、自分の名前、電話番号」を答えていきました。
消防士さんは、火事の通報があると、消防服とボンベ(合わせて約30kg)を装備して現場に向かいます。危険と背中合わせの現場で命をかけて、私たちのくらしを守って下さっている消防士さんのお仕事にふれて、子どもたちは多くのことを学び、心動かされたようです。将来の夢が「消防士さん」となった子もいました。