1年生授業紹介
1年生算数授業「比べるって面白い」
1年生の算数の授業は「くらべ方」の学習をしています。
この単元では、様々なものの大きさや広さ、かさなどを色々な方法で比べたり、測ったりします。大きさなど、数字では捉えづらい物を、体感することで理解を深めています。これまでに、そのもの同士を比べる「直接比較」、別の物に写して比べる「間接比較」、定規ではなく、使う物を決めて、それのいくつ分にあたるかという「任意単位」を用いて色々なものを測ってきました。
長さをテープに写し取って比べたり、ロッカーの高さが筆箱いくつ分なのか調べたりするなど、子どもたちは積極的に活動していました。ペットボトルに入った2種類の色水を比べる方法を考え、実験もしました。中でも一番盛り上がったのは「陣取りゲーム」です。じゃんけんで勝った方がマスを塗ることができ、最後に塗った場所が広い方が勝ちというゲームでしたが、マスの大きさがバラバラな時、どこをどう塗ったら勝ちやすいかを考える授業になりました。最終的に、「一番大きいマス目から塗っていくのがいい!」という答えにたどり着いていました。
算数は、数字をただ操作するだけではありません。色々試行錯誤して、それと数字を結び付けていくことで思考力が身についてきます。このような活動を繰り返し、思考力を育んでいきたいと思います。