6年生 富士山自然体験学校(3日目)
富士山自然体験学校 3日目・最終日
今日も天候に恵まれました。今日は、富士山の五合目にある御中道を歩き、富士山の森林限界点にある植物などの様子を見学します。
ホテルとも今日でお別れ、お礼のあいさつをして出発しました。
五合目では7人のガイドさんが出迎えてくれました。御中道は、富士山を横にぐるりと一周するコースのことで、現在、利用できる五合目~御庭までの約4キロのコースです。
森林限界点付近にあるこのコースでは、富士山ならではの植物の様子を見ることができます。冬の間に積もった雪によって、大きく曲がりながら生えているダケカンバ。寒さに強いカラマツ、その間にシラビソなどの陰樹が育っています。木々は、強い風によって一方だけに枝が生えていると言ったようすも見ることができます。
また、多くのコケや地衣類が溶岩の上に生えています。それらに触れながら学習しました。
所々に溶岩による崖崩れの後などもあ、突然植物がないような所にも出会います。そんなときは溶岩を観察しながら学習していきました。
富士山の山頂が数回顔を出してくれましたが、タイミングよく記念写真は撮れなかったのが残念です。
午前中いっぱいかけて、歩いた御中道の見学もとても有意義でした。感想とお礼を伝えてガイドさんとお別れしました。
学校に着くと閉校式です。児童による感想発表や、お世話になった方へのあいさつ、先生方からのこれからの学校生活への励ましのことばなどがあって終了となりました。