6年生体験学習行事
6年生 富士山自然体験学校(2日目)
富士山自然体験学校2日目
今日は朝からよいお天気です。西湖畔からは、富士山がくっきり見えました。
みんな元気に朝を迎え、しっかりと朝食を食べることができました。
朝会では、今日の青木ヶ原樹海での見学の仕方、メモの取り方などを確認しました。
昨日の子どもたちの日記の書きぶりや俳句の出来映えは、今ひとつ。今日は見学前の時間を使って、副校長による日記の書き方、俳句の書き方指導です。全員がもう一度、昨日の日記を書き直しました。
さあ、2日目の午前中は、コウモリ穴探険と青木ヶ原樹海ツアーです。こうもり穴に到着すると、6人のガイドさんが待っていてくださいました。どの方もお話しが上手で、子どもたちを楽しませていただきました。
まずは、コウモリ穴に入ります。特別天然記念物のコウモリ穴は、冬にコウモリたちが越冬する洞窟です。
青木ヶ原溶岩流によってできた洞窟は、昨日の溶岩樹形とはスケールが違う大きさです。夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴であるためコウモリが越冬するのです。ヘルメットをかぶってすっかり探険気分です。
コウモリ穴の探険のあとは、青木ヶ原樹海ツアーです。ガイドさんの皆さんは様々な写真や、実験道具や実物を利用して、子どもたちに青木ヶ原について説明してくださいました。
森のフィトンチッドのにおいにうっとり。
樹海で、方位磁針が効かなくなるというのは、溶岩に近づけて、使わない限り狂わないことや、溶岩の上に立った木々は根と根が絡み合うようにして助け合って成長していることなど、次から次へと出てくる青木ヶ原の興味深い話は、子どもたちを魅了していました。
楽しい見学のあとは、しっかりとお礼を伝えることができました。
ガイドさんとともに記念写真。
昼食は、カレーライス。当然のことですが、おかわりの列が。でも、サラダを食べないとおかわりは禁止です。
昼食後、西湖畔に散歩しました。西湖の水に触れてみました。
各クラスの記念写真です。湖の反対、緑の平らな大地が青木ヶ原樹海です。
次の学習まで、キャンプファイヤーにむけてスタンツの練習に励みました。
午後の見学先は、富士山世界遺産センターです。リニューアルした施設で、見応えのある展示がされていました。ここでは、世界文化遺産として、「信仰の対象」と「芸術の源泉」といわれている富士山について学びました。
この施設の学習を通して、富士山を様々な角度から見つめ直すことができました。子どもたちは、ワークシート片手に館内の展示をしっかり見て調べたり、信仰と芸術についてガイドさんから説明を受けて学びを深めました。
さあ、夜は待望のキャンプファイヤーです。
キャンプファイヤーが係がリハーサルをしっかりとしていました。
火の精の登場で、キャンプファイヤーがスタートしました。
まずは、オープニング。サザエさんの歌を元気に歌います。子どもたちのテンションはとても高かったです。
それぞれの班のスタンツでは、子どもたちがギャグを連発します。富士山をネタにしたものも多く盛り上がりました。
みんなでダンス。米米CLUBの浪漫飛行。先生も舞台に引っ張り出されて踊りました。
ラストは火を囲んで、静かに火を見つめながら、小学部での生活、友達のこと、家族のことなどを振り返りました。キャンプファイヤー係の子どもたちの振り返りの言葉に涙を流す子もいて、感動的なフィナーレとなりました。
キャンプファイヤー係のやりきったうれしそうな顔が印象的でした。