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4年生体験学習

4年生 三浦体験学校 二日目

二日目の活動は、城ヶ島散策(観光業)から始まりました。
各クラス2人ずつボランティアガイドの方が同行してくださり、
三浦や城ヶ島のことを詳しく教えてくださいました。

城ヶ島は、三浦半島の最先端の島であり、
位置的に海からの強い風や波を防いでくれる役割があります。
これによって、適度な量のミネラル(海風に含まれる)を野菜に補充してくれたり、
波が穏やかになって漁船が入港しやすい環境を整えてくれたりしています。
ここに、三浦が農業や漁業が盛んな秘密が隠されていました。
(県の最南端にあることから、温暖な気候であることも理由の一つです。)

画像を提示し、拡声器で聞こえやすく解説してくださいました。
時折クイズを織り交ぜるなどして、子どもたちが飽きない工夫も見られました。

島の中は、見どころが満載でした。
三浦の特産物を模した安房埼灯台、県指定天然記念物であるウミウの生息地を眺めることができるウミウ展望台、雄大な自然が作り出した馬の背洞門、角川源義の俳句の詩碑などなど。城ヶ島は、文学の島とも呼ばれ、島にかかる橋の長さは575mです。
戦時中には要塞として利用されていたこともあり、砲台跡や観測所跡も残っています。
子どもたちは、ガイドの方の話に耳を傾けながら、城ヶ島の名所旧跡を見て回りました。

昼食をとりに、一度ホテルに戻りました。
ホテルの方にお世話になったお礼を伝え、午後の活動を行う逗子市の小坪漁港に向かいます。

午後は番外編のキャベツウニの養殖場を見学しました。
磯焼けの原因になる厄介者のウニを、どうにかしたいということで始まった養殖。
徐々にキャベツに慣らしていくことで、食べてくれるようになるとのこと。
ウニは雑食であることや、脳や心臓がないこと、国内のウニは9割近くがチリなどからの輸入であることなどを教えていただきました。
海藻を食べて育つウニと違って、キャベツを食べて育ったウニは、クセのない味になるそうです。
近くで観察したり、実際に触らせてもらったりして、学習しました。

小学部に戻り閉校式を行いました。
副校長先生からは、今回の宿泊学習で頑張ったことと、次回頑張ってほしいことのお話をしていただきました。
代表の児童より、三浦体験学校を通して感じた感想や、これからの学校生活で生かしていきたいという話があって、閉校式を終えました。

次回の宿泊学習は、来年1月のイングリッシュキャンプです。
今回の経験を生かして、次回の宿泊学習では、更に成長した姿が見られることを願っています。