5年生6年生行事
春の遠足 5,6年生「景信山」
5・6年生の遠足は、縦割りごとの登山となります。
これは、今年一年間、高学年としてともにやっていくための関係作りと側面があります。今年度は景信山登山です。
6年生は縦割りチームのリーダーとして、5年生と一緒に1日過ごしました。リーダーとしてのお仕事は、集合の時からスタートします。全員が揃っているか、他の列に混じってしまっている子はいないか、6年生が人数を数え並び場所を教えます。バスの座席も、お隣に座るのは5年生。普段掃除の時以外での関わりがあまり無い中、バスの中でビデオを見つつ、仲良くなっていった子もいたようです。
「大山よりは登りやすい」とは言いつつも、やはり久しぶりの登山の子がほとんど。登り始めると、早々に「先生、休憩まだ?」「氷砂糖食べたい!」「もう足が・・・!」とあちこちで叫び声が聞こえてきました。6年生として、5年生のことを考えなきゃ!とは思いつつも、「先生、無理だよ、自分のことで精一杯!」というのが本音の6年生でした。ですが、よくよく見てみると、大きな段差がある時に、そっと後から押してあげたり、「ここ危ないよ!」と声をかけてあげる子がいたりと、自分たちにできることを精一杯頑張っていました。
頂上に着く頃には、大きかった叫び声も絶え絶え、「景色が綺麗!」という声にも「今は景色どころじゃないの・・・。」と完全お疲れモードに入っていた子どもたちでしたが、お昼ご飯を食べると元気に復活!下りは緩やかな道が多く、登りではなかなかできなかったおしゃべりをする余裕もでき、5年生・6年生で話しながら下りていきました。山頂ではゆっくりおやつタイムをとることができなかったので、下山途中の広いところでおやつタイム。なんとも幸せそうにおやつをもぐもぐ、もりもり食べました。子どもたちが、たくさんおやつをおすそわけしてくれました。ごちそうさまでした。
「下りはあっという間だった!」「そんなにつらくなかったかも?!」と登りのつらさも、お昼ごはんとおやつと下りのおしゃべりで中和され、「楽しかった!」と笑顔で下りてこられました。