6年生行事
6年生 オンライン京都修学旅行
6年生は修学旅行で、行くことが出来なかった京都とオンラインでつなぎリモート修学旅行を行いました。
吉本興業の「きゃろっときゃべつ」という芸人さんが司会進行を務めて、1,薬師寺のお坊さんのお話 2,京都工芸体験 3,奈良・京都に関するクイズ大会で盛り上がりました。
「薬師寺の東塔は何重の塔でしょう」「何のための塔でしょう」「なぜこういう塔になったのでしょう」など聞かなければわからないことをたくさん教えてくださいました。お寺と神社のお参りの違い知っていますか?神社に奉られているのは神様。お社の中にいて、扉が閉まっていることが多い。だからお参りに来ても気づいてもらえないことが多いから、「お参りに来ましたよ」と知らせるために、拍手(手を叩く)をする。お寺は、仏様が奉られているところで、お堂は開いていていつでも入れる状態になっている。だから音を出さなくてもよい。静かに手を合わせてお辞儀をする、と神社とお寺の違いを教えてくださいました。これは大人になっても知らない人がいるけれど、みんなはこうやって知ることができましたね、これが修学旅行です。学校の授業は、みんな同じ場所、同じ時間に、先生が同じ教科書を使って、同じ内容を教えてくれます。でも、修学旅行というのは、先生も一緒に行くけれど教えない、勉強することを自分で探して、自分で勉強すること、その場所に行かないと分からないことを勉強することです。色々なものを見る、色々な人の話を聴く、その場所で本物・実物をみることで、知識・経験を積んで自分のレベルを上げる必要があるのです、と話してくださいました。
また、人間は人に助けてもらって生活しています。そのことに感謝「ありがとう」を忘れずにいましょう。「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」「有ることが難しい」と書きます。自分でやることが難しいからやってもらっている、だから「有難う」なんですよ。皆さんの生活は当たり前ではなく、陰ながら支えられている、助けられているから成り立っています。周りの人たちが感謝してくれる、周りの人が笑顔になると自分も笑顔になります。自分の笑顔は見られないけど、人の笑顔を見ると笑顔になれます。だからこれからは、人を笑顔にするためにはどうしたらいいのかを考え、大人になるまで練習し続けてください。そうすることでみんなが「幸せ」になるはずです。相手の立場になって考える、何をすれば周りの人が笑顔になるのかを少しだけ考えることを習慣にしてください。
子どもたちは真剣な表情でお坊さんの言葉をしっかり聴いていました。卒業間近になると、色々な方が
れるようにまで成長しているということなのでしょう。
奈良・京都クイズ大会は、クラス対抗でした。各クラス4チームに分かれて全問正解チームが何チームあるかで競いました。
各チーム、歴史に詳しい人や好きな人がいたり、みんなで意見を出し合ったりして、盛り上がりました。結果、2組が優勝しました!!クイズに出てきた寺社仏閣を実際に見た時に、このリモート修学旅行を思い出してほしいなと思いました。
最後に京都工芸体験をしました。1,手鏡の絵付け 2,タンブラーの絵付け 3,京扇子の絵付け の中から1つ選び、それぞれ職人さんとオンラインでつなぎ、説明を受けながら作成しました。
1時間という短い時間でしたが、みんな思い思いの作品ができあがりました。