5年生体験学習授業紹介
わくわく、どきどき、よく食べました!(5年生調理実習)
水曜日は、年生初めての調理実習がありました。
今回は、ご飯とお味噌汁作りです。普段は炊飯器で炊くご飯を、今回の調理実習では、お鍋を使って炊くことに挑戦。お味噌汁の具は、グループごとに自分たちで選びました。昼食後の調理実習でもぺろりと大盛りご飯を完食してしまうくらい、美味しく、楽しかった初の調理実習の様子をお届けします。
昼休みに煮干しの頭やはらわたを取ったり、お米をお水に浸したりするなどの準備をするところから始まります。袋に入った煮干しを手に取り、「先生、いいにおいがする~!」と、くんくん。早々に食欲をそそられる子どもたち。「先生!はらわたってどこ!ない!」と言いながらも、「まずはやってごらん、やってみたら分かるよ。」と先生からアドバイスを受け、気がつくと黙々と作業をしていました。
先生から、「美味しくできることも大切だけど、もっと大切なことは考えて動くことと、安全に調理すること。」というお話を聞き、調理スタート!火をつけたり、タイマーで時間を計ったり、野菜を切ったりするなど分担を決め、それぞれの仕事をしっかりとしていました。
包丁を使うのが初めてという子もいたようですが、「ネコの手だよ!」と声をかけ合いながら頑張っていました。「これでいいんだっけ?」「違うよ、紙にこう書いてあるじゃん!」「煮干しが全部取れないよ!」「なんかやけにお味噌汁少なくない・・・?!」などなど、いろいろあたふたしながらも、順調に作業を進めました。
少しずつ香ってくるお味噌汁の香りに、「ああ~良いにおい!お腹すいた~!」とお鍋とタイマーを見比べ・・・無事、完成!盛り付けまでしっかり協力することができました。
無事完成した後は、お楽しみの実食タイム。グループのみんなが揃って「いただきます」の挨拶をします。和食のルールにそって、お味噌汁は右側に置き、お茶碗はしっかりと手に持って肘をつかずに頂きます。
お昼ご飯を食べた後でしたが、ご飯もお味噌汁もあっという間に食べました。普段の給食では野菜と戦う子も多いクラスですが、「このお味噌汁なら食べられる!」とよく食べていました。中にはおかわりをしたり、おこげを最後まで食べていたりする子も・・・。ある班は、出汁をとった煮干しもおかず代わりにして完食。煮干したちも喜んでいることでしょう。
やはり、みんなで楽しく作ると、より美味しくなるようです。怪我も無く、無事に初めての調理実習を終わることができました。