1年生学校生活
「感謝して、いただきます。」
小学部では、昼食時に「手を合わせてください。感謝して、いただきます。」とあいさつをしてから食べ始めます。「私たち人間は、他の生き物の命をいただきながら、自分達の命をつないでいます。命に感謝、作ってくださった方達に感謝していただきましょう。」と、子どもたちに話をしています。
給食は学年によって、配膳量を変えていますが、1年生ということもあり、支度が終わらなかったり、食が細かったりして、完食に至らないことが多いのが現状です。
先日、6年生がお弁当給食の残食調査をしてくれたことをきっかけに、残食について、1年生と考えました。
世界には、食べられずに亡くなる子どもがいること、地下でねずみと暮らすモンゴルの子どもたちのことなど。ユニセフのホームページにある栄養失調の子どもたちの画像を見た時は、みんなとても驚いていました。また、身近にあるコンビニやスーパーの食料品も、毎日たくさん廃棄されていることを知り、「もったいない!」「残さずに食べないと…。」と、自分事として受け止めてくれる子がたくさんいました。
そして、お昼ご飯の残食を少しでも減らすために、そして何より子どもたちの健康と成長のために、お昼を残さず食べられたら給食完食表にシールを貼ることにしました。
少しでも多く食べられるように声をかけ続けたいと思います。