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3年生授業紹介

教室からでたごみはどこへ(3年生社会の授業)

 3年生の社会の授業では、「わたしたちのくらしとごみ」について学習をしています。

私たちが捨てるごみは、いつ、どのように回収されているのでしょうか。私たちは、最も身近である家庭のごみから調べ始めました。すると、ごみは種類ごとに分けて集められ、決められた曜日に決められた場所に出せば回収してもらえるということが分かりました。家庭ごみ調べやごみの分別についてのパンフレットの準備など子どもたちの調べ学習へのご協力ありがとうございます。学校で、それぞれの調べ学習の結果をグループで発表しあうと、地域によってごみの種類の呼び方(相模原市では「一般ごみ」、町田市では「燃やせるごみ」、座間市や伊勢原市では「燃やすごみ」、厚木市は「燃えるごみ」など)、分別の仕方に違いがあること、同じ地域でも、回収日(曜日)が異なることが分かりました。

 次に、教室から出るごみは、どこに集められているのか調べに行きました。掃除の時間、教室のごみ箱はいっぱいになると、西階段をおりた陶芸室横にある小学部のごみ収集場所に捨てに行くことはみんなしっています。「あそこから、用務員さんがごみをリアカーに乗せているところを見たことがある。」「リアカーでどこに運んでいるんだろう。」ということで、実際に見に行ってみました。学園のごみは、農園に向かう途中にあるごみ収集場所に集められます。「うわぁ、大きなごみ箱!分別がしてあるね。」と子どもたち。そこには、大きなコンテナも2つ置いてあり、その中には、自転車・扉といった粗大ゴミが入っていました。

子どもたちの中には、家庭でも積極的に調べている子もいます。ごみ収集をされている方に直線インタビューしたようです。その子の報告文です。

ぼくの家は、ごみ収集車が来ると音で分かるので、土曜日の朝、9時13分頃、収集車が来たときに外に出てインタビューして取材しました。2人で作業していました。「この収集車はどこにいくんですか?」と聞いたら、「南清掃工場にいきます。」と言っていました。「ごみは最後どうなるんですか?」と聞いたら、「道路のコンクリートになる。」と言っていました。収集車を見たら、2000Kgと書いてあって、5つのボタンがついていました。ゴミ袋をローラーのなかに入れていて、ゴミ袋が小さくなってつめこまれていました。なかには、パッと破裂している袋もありました。最後に、「気をつけてほしいことは何ですか?」と聞いたら、「ごみの水気をきってほしい。」と言っていました。

 さあ、明日は、ごみ収集車に運ばれたごみがどうなるのかを実際に清掃工場とリサイクルスクエア、そしてノジマメガソーラーパーク(元最終処分場)を見学します。多くの「問い」を抱いての見学となります。どんな発見、学びがあるか楽しみです。