3年生授業紹介
心つなげ!パイプライン! 3年生「つなぐ手」の授業
3年生ではつなぐ手の授業で「パイプライン」というゲームをしました。3種類の長さのハーフパイプを使い、その上に玉をのせて転がして、次の人に渡していきます。途中で玉を落とさない様に気を付けながらゴールのバケツを目指します。
パイプの傾きや、並び方、そして何よりお互いの息を合わせることが早くゴールするポイントになります。最初は、なかなか上手くいかずに、ボールを落としてしまう子どもたち。「何で上手くいかないの?」と、困惑する子も。そこで、2回目の挑戦の前に、作戦&練習タイムを取りました。「短いパイプは、急に傾けちゃ駄目だ。」、「互い違いに並んだらどうかな?」、「次に受け取る人は、低い姿勢になろう。」などなど、沢山のアイデアが生まれました。そして、失敗したときの声のかけ方、気持ちのもち方もチームワークの鍵となります。「ごめ~ん!」とボールを落とした仲間をせめるのではなく、「おしい!どんまい。」「次はできるよ。」「だいじょうぶ、だいじょうぶ」「しっぱいにかんぱ~い」という思いやる言葉が自然と増えてきました。
いざ、2回目の挑戦。自分たちが考えた作戦を実行していきます。友だちと一緒に考えた作戦、そして、練習の甲斐もあり、全てのチームが1回目よりも個数をふやすことに成功し、喜びをお互いに分かち合いました。
「互いに協力する気もち」や「課題解決のために意見を出し合うこと」など、協同して物事に取り組む姿勢を養いたいと思い、このゲームを行いました。「先生、またやりた~い。」「クラスのイベントでやってもいいですか?」とパイプラインの面白さにはまった子どもたち。このゲームを通して学んだ「支え合い、助け合いの大切さ」を大事にしながら過ごして欲しいと願っています。