5年生授業紹介
田んぼの稲を収穫(5年生)
5年生は田んぼで稲刈りをしました。
4月からお米作りのサポートをしていただいている農協のみなさんが来てくださり、のこぎり鎌の安全な使い方から習いました。
利き手で鎌を持ったら、反対の手は親指を鎌で切らないようにするために、親指が上になるようにして稲の根元をぎゅっと握ります。根元に鎌を当てて、ザクザクと稲を刈ると「楽しい!」「思ったよりも上手く切れた!」と感触を喜ぶ子ども達。
一人3束ずつ刈ったら、根元を麻ひもで結んでまとめます。
66名の5年生全員でやっても、一人当たり3、4周しなければ、全ての稲を刈り取ることはできません。
作業を進めるうちに、次々に刈り取る係、刈り取った稲をひもで結ぶ係、ひもを結ぶために稲を手で持って支える係、ひもを配る係、束ねた稲をリアカーに整頓して積み込む係と、上手に役割分担をしながら、スムーズに進めることができました。
全て刈り取った後は、校庭に戻って来て、平行棒の上に稲の束をかけました。ここから、4日間天日干しをします。
その期間、鳥に稲の実を食べられないように、網を掛けました。天日干しをして十分に水気が取れた後は、脱穀です。来週の月曜日に行う予定です。農家の方は、大型農業機械のコンバインを使って、稲刈りと脱穀を同時に行いますが、子ども達には、割りばしやペットボトル、髪をとかすくしなどの身近な道具を使った脱穀の体験をさせたいと思っています。