6年生授業紹介
ライフプランニング~夢をかなえるために~(6年生つなぐ手)
6年生は、6月25日、つなぐ手の授業で、日本FP協会の上村さんを講師に招いて、「夢をかなえるため」のお話をしていただきました。
お話を聞く前に、教室で「将来の夢は?」と子どもたちに聴くと、「あるけど・・・言いたくない」とか「あるって言えばあるけど、実際にその職業に就けるかは・・・」などだいぶ消極的な意見の人が多くいました。自分の夢なんだから、自分のやりたいことでいいんだよと伝えました。みんなある意味現実的に考えすぎていて、なりたいとは思っているけど、夢だから・・・という感じでした。
そんな子どもたちに、上村さんは「自分の夢をたくさんの人に伝えて、行動した方が、何倍も何十倍もかなえやすくなるんだよ。人が良い情報を持ってきてくれることもたくさんあるんだよ」と話してくださいました。また、夢を実現させるためには、お金もかかるということも教えてくださいました。
まずは、6年生の担任3人が、今の職業につくまでの経歴を簡単に話しました。どのクラスも自分の担任の話は聞いたことがありましたが、他のクラスの先生の経歴について聴くのは初めてです。また、各担任の先生が、こどもたちと同じ12歳だったらどんな夢を持てそうかという話もしました。教師になっていなかったら・・・私は白バイ警官になりたい!という事を話しました。そんな話を参考(?)にしながら、子どもたちも自分のライフプランを考えました。
「◯歳でこうなるために、何歳で何をすればいいのか」これを考えることが夢への第一歩です。みんな真剣に、将来なりたい自分を想像しながら、書いていました。もちろん、この時間だけでは書き切れないので、次の日にも時間をとって自分の未来年表を作りました。その仕事につくためには、どんな学校で、どんな勉強が必要なのか、どんなスキルをつけた方がいいのか。みんな集中してインターネットや本などで調べていました。将来を真剣に考えている姿を見ていたら、自分の夢についてじっくり真剣に考える時間がつくれていること、なりたい自分を想像し、それに向かってまだまだ行動できる子どもたちの未来が、楽しみになってきました。