3年生授業紹介
読み取ったことを生かして音読しよう 『きつつきの商売』
3年生の国語では、物語『きつつきの商売』を学習しています。
この物語は、『森のお店やさん』(林原 玉枝・作)という短編童話集の中の二編です。深い森の中でたくさんの動物たちがそれぞれのタレントを生かした商売を模索しています。
教科書本文の登場人物は、「おとや」を営むきつつきと、お客さんの野うさぎと 野ねずみの家族です。1の場面では、きつつきになったつもりで、「おとや」の看板を作ってみました。そして、静かな森にこだまする「コーン」という音を野うさぎの気持ちになってイメージして味わいました。
2の場面では、きつつきが思いついた特別メニューである雨の音を想像しながら、ぶなの木の生えた深い森の世界を楽しんで読み進めました。そして5チームに分かれて、読み取ったことを生かして音読発表会をしました。自分の役と雨の音の読む速さ(ゆっくり、速く)、強弱、声の大小、声の高さ低さなどを工夫して、音読をしていました。
最後に、森の素晴らしさを伝えるために、お客さんを喜ばせるために「おとや」を開いているきつつきを中心人物に、一人ひとりがオリジナルの3の場面を作りました。場所、季節、時間帯、お客さんの設定から考えていきます。先日遠足で訪れた高尾山をお話の舞台にする子もいて、25通りのすてきな3の場面のお話が出来上がりました。