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3年生授業紹介

手話を知ろう 3年生「つなぐ手」

2月9日(火)3年生のつなぐ手の授業で、手話について学習しました。

講師には、谷千春先生をお呼びしました。小学部に数年、講師として来て下さっている先生です。話し方がとても上手で、子どもたちは、「手話を覚えたい」と夢中になり、あっという間の2時間を過ごしました。

 ゲストには、聴覚障害をもつ3名の方と手話サポートとしてご活躍されている1名の方をお招きして、それぞれの体験談を聞かせていただきました。

 子育て中に突然聴覚を失った小山さんは、自分が聞こえないことで不安な気持ち以上に、子ども達がいじめられるのではないかと心配した話をしてくれました。同じくお子さんが小さい時に聴覚を失った土屋さんは、人工内耳の手術を受け、静かな環境下では、会話ができるので、耳が聞こえないと言うことを信じてもらえず困ることがあるという話をしてくれました。木村さん(男性)は、なんと小学部の大先輩。子どもたちも親しみを覚え、話を聞いていました。木村さんは生まれつき耳が聞こえないそうですが、お話をすることができます。

 みなさん共通していたのは、手話を覚えてから、世界が広がりたくさんの人との交流が増えたという話でした。そして、子どもたちに、耳が聞こえない方との交流は、文字を書いて伝えることも大切だと教えてくださいました。

 最後は、「あなたとあえてうれしい よろしくね」という歌を手話で表現したり、手話クイズをしたりして、手話もいろんな人と話すコミュニケーションの一つであることを学びました。