5年生6年生学校生活
6年生から5年生へ鼓笛隊の楽器の魅力を伝える
先日、6年生から5年生へ鼓笛の楽器を引き継ぐための体験会が行われました。6日の鼓笛発表会から約2週間あまり。6年生は毎日練習をしていた楽器を久しぶりに手にし、「まだまだ演奏したい!」と言わんばかりに5年生が来るまでの間、曲に合わせて演奏していました。
実際に5年生に楽器の扱い方を教えながら「そういえば、私たちもこうだったよね。」と懐かしそうに話す6年生。今から約1年前、同じように当時の6年生から楽器の演奏の仕方を教えていただき、「どの楽器を担当しようかな?」と希望に胸を膨らませていた頃を思い出したのだと思います。
「どうやって教えたらいいんだろう?」「教えるのって、難しい!」実際に1年間取り組んできた楽器です。自分では上手に演奏することができても、人に教えるとなると話は別。友達同士でいろいろと工夫しながら、一生懸命教えている姿が印象的でした。
最初はぎこちなく教えていましたが、少しずつ教えることに慣れてくると、「上手。」「センスあるよ。」と上手にできた子を褒めるなどして、5年生も嬉しそうに体験する姿が見られました。
今度は5年生の番です。伝統ある小学部の鼓笛を引き継ぎ、長いようで短い1年間を乗り切ってほしいと思います。鼓笛発表会終了後、主指揮の6年生が話していた「やりきった達成感でいっぱいです。」という充実感を感じることができるよう、頑張ってほしいと思います。