ALSOKの方による「防犯教室」(2年生)
ALSOKの方による防犯教室がありました。
「いかのおすし」について学びました。「いかのおすし」とは、誘拐などから子供自身が身を守るための行動をまとめた標語「知らない人についていかない」「他人の車にのらない」「おおごえを出す」「すぐ逃げる」「何かあったらすぐしらせる」の一部をつなげたものです。ALSOKの方が不審者役になって危険な場面を演じ、班ごとにそのような場面に遭遇した時にとるべき行動を練習しました。
そして、授業の終わり頃、ALSOKの方が「次の準備があるからちょっと待ってね。」と言って、ホワイトボードの後ろに姿を消してしまいました。すると、教室の後ろドアから不審者の格好をした人が入ってきて後方に並んでいた子供たちに声をかけました。
休憩モードになっていた子どもたちは一瞬何が起きたのか理解するまでに時間がかかり、数秒後に「たすけてー。」と叫んで逃げることができました。突然のリアルな演出に本当に怖がっている子もいました。逃げ切った時、再び、ALSOKの方が現れ、不審者役の方の特徴を子どもたちに聞きました。「黒い洋服と帽子でマスクをしていた男の人。」と的確に伝えることができた為、ALSOKの隊長さんが不審者役の方を見つけて対応することができました。しかし「声を掛けられてから逃げるまでに少し時間がかかってしまったね」と言われました。授業で教わっている時には、大丈夫、すぐ逃げられる、と思っていても、実際の場面にあった時には緊張して中々すぐに動けないものです。危険な場面に遭遇しないことが何よりですが、いざという時の為に、今回学習したことを常に意識して生活することができるように今後も朝の会や帰りの会の中でも指導をしていきます。