4年生　箱根体験学習

４年生は、社会科で神奈川県について学習します。毎年、社会科見学で「箱根体験学校」として現地を訪れ、学習したことを目で確認してきていますが、今年は、箱根山の火山性地震の多発による影響で、「箱根体験学校」は中止となりました。現地には行くことはできなくても、子どもたちに箱根の産業について触れることができればと、講師の先生を学校にお招きしてお話を聞かせていただくとともに、体験をさせていただくことにしました。

「寄木細工体験」
寄木細工は、約２００年前に箱根町畑宿で石川仁兵衛さんによって始められたと言われています。その石川さんの子孫である「浜松屋」さんにお越しいただき、お話を聞かせていただきました。模様が自然の木の色を上手に組み合わせて作られていることを実際に目の前で見ることができ、「わー、すごい」との歓声が上がりました。その後、一人ひとりがコースター作りに挑戦しました。世界に一つだけ、自分だけのコースターができあがりました。

「森林教室」
箱根町は山地。たくさんの木に囲まれています。その森を管理している東京神奈川森林管理署の方にきていただき、箱根の山について昆虫や動物、植物などたくさんの生き物がみられるすばらしい自然であることを教えていただきました。その自然を守るために、人工林をつくり、間伐、伐採、植樹を繰り返していることも教えていただきました。その後、みんなで丸太と竹を切る体験をさせていただきました。最初は苦労していましたが、最後は丸太を切り落とすことができ、お土産に持ち帰りました。