6年生
6年生 富士山自然体験学校 1日目
おはようございます。梅雨にもかかわらずお天気にも恵まれ、6年生の夏の校外学習、富士山自然体験学校が始まりました。
副校長先生より、富士山の自然を満喫し、友だちとの友情を深められる体験学校にしましょうというお話をしていただきました。
見送りに来ていただいた保護者の方に、いってきますの挨拶をしてバスに乗り込みます。
たいした渋滞もなく、時間通りに忍野八海に到着しました。各クラスごとに分かれて見学開始です。
忍野八海では、小学部の先生がガイドを努めます。8つの池の名前の由来や、富士山に降った水がここで湧き出ていることを解説します。
長い年月をかけて湧き出てきた水は冷たくて美味しいということで、実際に触ってみたり飲んでみたりしました。現地を訪れないとできない経験です。
昼食は、カレーライスです。今日からお世話になる富士桜荘の食堂でいただきました。午後の溶岩樹型の見学にむけてたくさんいただくことができました。
富士桜荘で昼食をいただいた後は、徒歩で河口湖フィールドセンターに移動です。ここでは、富士山の噴火で流れ出た剣丸尾(けんまるび)溶岩流がつくった溶岩樹型を中心に見学をします。
ここにはクラスのみんなが入れる様な大きな溶岩樹型から、くぐり抜けるのがやっとくらいの小さな溶岩樹型まで、大小あわせて300個ほどあるそうです。溶岩樹型の中は涼しく、溶岩がつくった不思議な光景を見ることができました。
河口湖フィールドセンターでは、溶岩樹型の見学の合間に、夕食後に観察するヒメネズミの置物も作成しました。つくる子どもによって、いろいろな表情のヒメネズミができあがっていました。
河口湖フィールドセンターでの見学を終え、富士桜荘に到着しました。支配人さんに挨拶をして、各部屋に入ります。
待ちに待った夕食の時間です。一日中、見学が続いたのでみんなお腹がすいていたようです。しっかり食べて、ナイトウォーク(ヒメネズミの観察)に備えます。
夕食後、バスに乗って青木ヶ原樹海に移動しました。あたりはすっかり日も暮れて真っ暗になりました。案内をしてくれるガイドさんから、ヒメネズミを観察するときに気をつけなくてはいけないことの説明を受けています。
ヒメネズミは赤い光が見えないということなので、懐中電灯に赤いセロハンをつけて樹海に入っていきます。
静かに樹海の中に入っていくと、小さなヒメネズミが顔を見せてくれました。例年になく、長い時間姿を見せてくれていたので、全員がヒメネズミの観察ができたようです。
大きな怪我や病気もなく、子どもたちは元気に1日目の活動を終えることができました。明日も充実した活動ができるよう、しっかりと休息をとって明日の活動に備えます。