6年生学校生活授業紹介
朝会・研究授業
彼岸を過ぎ、一気に涼しくなってきました。
今日は、臨時の児童朝会が開催されました。
2学期になり、子どもたちのあいさつの状況がもう一つということで、生活指導部会で取り組みを強化することになりました。
その取り組みの一つとして、各学級で話し合い、挨拶の意識を高める学級スローガンを考えました。
朝会では、そのスローガンを、各クラスの学級委員に発表してもらいました。
「あいさつで、みんなの心をつなげよう!」「元気よく相手の目を見てはっきりと!」
スローガンのようにあいさつの輪を全校に広げたいものです。
その後、先日行われた神奈川県私立小学校水泳記録会の表彰も行われました。
記録会には高学年の選抜チームが参加し、すばらしい結果を残してくれました。
体育主任から当日の記録が発表され、子どもたちからも大きな拍手がおくられました。
午後、理科の研究授業が行われました。理科専科による6年生を対象とした水溶液の検証実験を伴った授業です。
炭酸水に含まれている二酸化炭素について調べる授業です。
二酸化炭素かどうか、どうやったら確かめられるのか、まずグループで相談します。
どのような実験をするのか計画ができたグループから、実験器具を選んで実験に取りかかりました。
「二酸化炭素なら、ろうそくを燃やすと消えるはず」と言う仮説を立てたグループは、炭酸水から発生させた二酸化炭素の集気ビンの中に火のついたろうそくを入れる実験をしました。
また、石灰水が二酸化炭素によって濁ることに着目したグループもあります。
それぞれのグループで話し合い、自分たちの考えをもとに実験をする授業はみんな真剣そのものです。
授業後は、恒例の研究協議会です。大学子ども教育学科の理科専門教授にもアドバイザーとして出席して頂き、専門的な視点から指導して頂きました。
小学部の本年度の研究主題は「言語活動の充実」です。協議会では、授業の中で、子どもたちが話し合ったり、自分の考えを言葉で表現したりするなど、授業をより深めていくための言語活動に注目した意見交換も行われました。