体験学習
カナダホームステイ(3日目)
7月27日 ホームステイ3日目
空は真っ青。緑は濃く、清々しい朝を迎えました。
午前9時にファミリーと一緒にMLIセンターに集まった子どもたちは、みんなとてもよい笑顔でした。
「先生、昨日近くの湖に連れて行ってもらったよ」、「うちは、帰りにショッピングモールに買い物に行った」など、それぞれのファミリーが子どもたちのために、様々なことを気遣ってくださっている話をききました。
午前中はアクティビティーのカヌー体験です。
どこまでも広がる農地の中を走る高速道路のような一般道?を30分走るとokotoksの水源地に到着。
現地の係のお兄さんから丁寧に説明をうけたあと、早速カヌーに乗り込みました。
二人一組で先生方と一緒に乗りました。初めはうまく進めなかったり、曲がれませんでしたが、あっという間に慣れて楽しい時間を過ごすことができました。
カヌー体験終了後、2日間、アクティビティーに連れて行ってくれたバスの運転手さんともお別れの記念写真を撮をとりました。「thank you ニック!」安全運転ありがとうございました。
MLIに戻ってきて、昼食です。ホストファミリーが用意してくださった昼食は、愛情いっぱいです。日本では、リンゴの皮をむいて用意しますが、カナダでは、丸ごと1個が当たり前!文化の違いにもすっかりなれました。
午後は、英語学習です。徐々に先生ともなれ、声も大きくなってきました。
授業をしていると突然市長さんが見学にこられました。
okotoksの市長さんが、忙しい公務の中を12名の子どもたちの為に来てくださいました。これは、特別なことなのです。
Tシャツやピンバッチ、鉛筆などをプレゼントしてくださいました。
この後、ホストファミリーの皆さんに向けてカードを作りました。
作ったカードをさよならパーティーで渡すために、スピーチの練習もしています。
okotoksの新聞社から取材を受けました。
学校名や何のために来たのか、カナダのokotoksはどうか、など沢山質問されました。
日本からokotoksに小学生がくるのは珍しく、市をあげて歓迎されているのです。
夕方、続々とホストファミリーが会場に到着。これから「さよならパーティー」です。
まずはじめに、英語の先生から簡単なあいさつがありました。
子どもたちは作ったカードをそれぞれのホストファミリーの方に手渡ししながら、早速練習した英語を披露しました。
続いて、引率教員からもお礼のあいさつをしました。
心のこもったあいさつに、ホストファミリーも涙いっぱいで聞いていました。
引率教員のあいさつに続き、子どもたちの出し物です。
ずっと学校で練習をしてきた、カナダ国歌「オー、カナダ」をリコーダーと歌で演奏しました。
お世話になった先生へ、感謝の言葉と、寄せ書きを渡しました。会場は、大きな拍手に包まれました。
続いて、日本の盆踊り定番、「炭坑節」をみんなで楽しく踊りました。
みなさん、なれない腰つきながら、子どもたちと一緒になって踊ってくださいました。
踊りの後、ホストファミリーの方々と記念撮影をしました。
ハッピやマメシボリ、ウチワはプレゼント。みなさん、写真撮影に夢中で、なかなか集合写真が撮れないほどでした。
最後に、ホームステイ全体のお世話や企画をしてくださったMLIのスタッフから、okotoksの伝統的なカウボーイハットのプレゼントがありました。この地は、誰もがファミリーのように、仲良く暮らし、誰でも受け入れるという精神をもっているという意味だそうです。もう、子どもたちも保護者の方々もokotoksのファミリーだと言ってくださいました。
楽しいパーティーも時間がすぎ、子どもたちはホストファミリーと一緒にそれぞれ帰路につきました。この週末2日間は、ホストファミリーと一緒に過ごします。
2日間と言う短い期間でしたが、熱心に指導してくださったMLIの先生方には心から感謝です。