６年生　富士山自然体験学校２日目速報

おはようございます。富士桜荘から見る富士山です。今日も天気に恵まれて、絶好の野外観察日和になりそうです。

きれいな富士山を見ながら、２日目の朝会を行いました。校長先生から、この天気をいかして、充実した活動をしてきましょうとお話がありました。

１日の活動にそなえて、しっかりと朝食をいただきます。

朝食をいただいた後、バスにのって青木ヶ原樹海に移動。午前中お世話になるガイドさんに挨拶をして、見学開始です。



まずは、ヘルメットをかぶって溶岩洞窟のコウモリ穴の見学です。溶岩の流れがつくった不思議な洞窟内はちょっとした冒険気分になります。



コウモリ穴の見学後、１時間近くをかけて、青木ヶ原樹海をハイキングです。青木ヶ原溶岩流がつくった地形は、昨日見学した剣丸尾溶岩流のそれとは違うことがよくわかります。また、生態系の複雑なども説明をいただき、富士山の自然の雄大さを感じられる一幕となりました。






青木ヶ原樹海をぬけ、ガイドさんにお礼の挨拶をした後、グループごとに記念写真を撮りました。

昼食は西湖近くの野鳥の森公園でお弁当をいただきました。午前中、長い時間歩いたので、美味しくたくさんいただくことができました。

昼食後、午後の見学地「いやしの森根場」に到着。西湖の西側にあるこの地区は、昭和４１年の台風災害により被害を受けた集落を復元した所です。

ここでは、実際に被害を受けた方にお話を伺い、当時の様子や災害に対する心構についての学習をしています。

また、復元した茅葺きの建物の中で、いろいろなクラフトづくりを行いました。これは、素焼きのフクロウに色づけをしています。

こちらは、郷土の伝統工芸品である大石紬をつくるための繭を使って、動物の置物をつくっています。

ここでは、いろいろな香木を使って、匂い袋をつくっている様子です。

着物の歯切れを使って、フクロウのストラップづくりをしています。

和紙をちぎって、思い思いに団扇に好きな模様をつくっています。

クラフトづくりをした後は、自由に根場の中を見学しています。みんな、自分がつくった作品を大事そうに手に持っています。どんな作品ができたか、お土産に持ってかえりますので、楽しみにしていてください。

富士桜荘の食事は、本当に豪華です。美味しい食事は、子どもたちの活動を充実させる一つの原動力となっています。



富士山自然体験学校、２日目の活動を締めくくるのは、キャンプファイヤーです。各班ごとに披露するスタンツや全員で踊るダンスは、小学部６年生の仲間たちでつくる大切な思い出となります。
明日はいよいよ富士山自然体験学校最終日、富士山五合目で学習の総まとめを行います。