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イワシの手開き — 食育の授業—

本年度本格的にスタートした「つなぐ手:食育」の授業は、EKS48(大学栄養科学部の先生と学生によるスペシャルチーム)によって熱心に進められています。

今日の食育は5年生

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今朝届けられたこのイワシを子どもたちが手で調理する授業です。

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5年生は1学期に、自分たちが口にしている魚について、どのようなルートを通って食卓に届いているのか学習しました。今日は日本海で取れたイワシを実際に食べられるように調理し、お弁当として食べる授業です。

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包丁など一切使わず、手でイワシの頭を取り、腹を開いて内臓を取り出します。子どもたちは真剣そのもの、指先に魚の命をしっかり感じながら、開いていきます。

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道具を使わなくてもこの通り、きれいにイワシのひらきが出来上がりました。

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開いたイワシはさっそくフライパンで調理。よく火を通します。

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イワシを手で開く時は、気持ち悪がっていた子どもたちも、タレをからめていい匂いがし始めると「おいしそう!」という声をあげていました。生の魚がおかずとしての魚に変化していきます。

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お弁当の時間、今回の食育のもう一つの学習である自分にあったお弁当作りをしました。出来上がったばかりのイワシを主菜に設計図を描いて自分の選んだお弁当箱に食材を詰めていきます。

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それぞれ自分の考えた設計図をもとに、きれいな彩りのお弁当ができあがりました。

自分の手で開いたイワシ、自分で考えたレイアウト、自分で詰めたお弁当、自分が口にするお弁当について改めて見つめ直すことができました。食を通じて育つ、つなぐ手:食育の授業です。