その他
食育の授業
本年度スタートした「つなぐ手」は、生き方を学ぶ学習です。コミュニケーションスキルや伝統文化の体験、志を持った人との出会い、そして食育が学習の大きな柱です。
「食育」について大学栄養科学研究部の先生が中心となって、学生さんと一緒に小学部1年生から6年生までの食育のカリキュラムを作ってくれました。
今日は、1年生と5年生で「食育」の授業が行われました。
1年生の授業は身近なお弁当について学習しました。
今日の学習テーマは「たくさんのありがとう!」 ~お弁当のひみつ~です。
普段、何気なく口にしている食べ物によって自分たちが命をつないでいることに目を向けさせるねらいがあります。
先生の質問に子どもたちは次々と手を挙げて答えていました。
「お弁当を食べるとどうなる?」「元気になる!」「病気をしなくなります。」
5年生の教室の前では、これから授業を行う eks48(栄養科学部シスターズ)のみなさんが緊張した表情で待機していました。
しかし授業が始まるとこの笑顔、AKB48にも負けない歌声で今日の授業が始まりました。
5年生の授業テーマは「おさかな探検隊になろう ~海から食卓までの道のり~」です。
私たち日本人は日常的に魚をよく食べています。日頃よく口にする魚について産地や名前、そしてどのような流通によって自分たちの食卓に並ぶのか学習します。
授業が始まると、教室の後ろに、大きな水槽がセットされ、いろいろな魚が放流されました。
ひとり一人に釣り竿が渡されて、釣り開始。みんな大喜びです。
「とったどー!」獲物を手にみんな得意顔。
魚の産地を地図で確認したあと、それぞれの魚がどのようなルートを経て食卓に届くのかみんなで考えました。
1年生が、授業を終えた学生さんたちと一緒になって廊下に掲示したeks48のメンバー紹介ポスターを見ています。「あっこの写真のおねえさんだね!」
だんだんと子どもたちと大学のおねえさんたちの距離が縮まっています。