図工科研究授業

午後、４年生２組の子どもたちを対象に図工科の研究授業が行われました。

テーマは「４年２組ミュージアム開館準備　～岩の上の町展～」

この春、自分たちが制作した空想画「岩の上の町」をお互いに鑑賞し合い、友だちの絵について相互に解説をする「鑑賞」の授業です。

教室となったホールには、段ボールの柱に自分たちの作品が台紙をつけてきれいに展示されています。「今日は、みんなにミュージアムのガイドになってもらうよ」「それぞれ決められた作品をよくみて、解説できるようにしましょう。」

解説するためのポイントが先生から示され、自分が解説することになった作品を見ながらワークシートに書き込んでいきます。

チームに分かれて、さっそく出来上がった作品の解説を交代に発表しました。

友だちの気づきによって自分の作品のよさをあらためて確認できた子どもがたくさんいました。

普段個人作業が中心の図画工作で、友だちとの関わり合いを大切にすることもこの研究授業のねらいの一つです。

放課後、同じ会場で研究協議会が開催されました。参観した全教員でさまざまな視点から授業の振り返りがなされました。今年の小学部研究テーマは「考えたことを、さまざまな言語活動を通して発信し、受信し、共に学び合える環境作り」です。今回の図工科の研究授業を通じて、国語科との連携授業など新たな可能性も見えてきた協議会となりました。