４年生社会　学校の歴史探検

４年生の社会の授業で、小学部の歴史について勉強をしています。相模女子大学のキャンパスは元陸軍通信学校の跡地です。
そこで、子どもたちは、正門近くの防空壕跡や第一本部棟、立て札を中心に探検をしました。陸軍の☆の書かれたマンホールの場所は、「３年生の時にも見たことがあるよ！」と言っていた子どもたちでしたが、子どもたちが知っているのは、丸い形のマンホール。今回のミッションは、☆の書かれた四角いマンホールを探すことです。前回は、グループに分かれて探検をしましたが、今回は分散登校のチーム全体で探しにいきます。ただし、担任の私は今回は一番後ろについて見守り役です。場所については何も知らせないと伝えてありました。
子どもたちには、事前にマンホールのある場所の近くで撮った写真と、地図をヒントカードとして見せていました。そのヒントをもとに、小学部の校舎を出た後の目的地について子どもたちだけで作戦会議をしました。「この場所知ってる！」「テニスコートの方じゃない？」「ということは、校舎をでたら、右！」「違うよ、左でしょ？」と話し合っていました。　当日の学級委員さんにチームの隊長さんを任せ、いざ出発。止まる度に人数確認をしてくれる隊長さんたちは頼もしかったです。「次は右だよ～。」「まっすぐ歩くよ～。」と学内に詳しい子が道案内をしながら、四角い☆のマンホールを目指しました。　目的地の１つ、テニスコートにつくと、「こっちの方が近いよ」「いや、こっちの方にあるはず！」とチームが２つに分かれそうになりましたが、ここは隊長さんがしっかりと、「今日は全員で行かなきゃだめなんだよ。」と一言。チームがバラバラにならずに済みました。目的地に近づいてくると、iPadに保存した、ヒントの写真と周りの景色を見比べながら、「この写真は、きっとこの向きで撮ってるよね。」「ということは、このあたりじゃない？」と、あともう一歩！というところを行ったり来たり。「もしかして、もっと遠いのかな？」「いやいや、それじゃヒントの写真から離れちゃうよ。」と話しながら探していると・・・「先生！もしかして、これ？」「あ！あった！☆がある！」と、見つけることができました。iPadでしっかりと写真を撮り、みんな揃って帰ってくることができました。昨日の授業から、それぞれのチームで、撮ってきた写真を使って、ロイロノートで資料作りをしています。一つひとつ、工夫を凝らしたスライドが出来上がりそうです。