2年生授業紹介
何で、止まるんだろう? もう1回やってみよう!(2年生プログラミング学習)
朝から、子どもたちは、「今日は、どんなことをするんだろう?」と楽しみにしていました。
それは、プログラミング学習の時間があるからです。
子どもたちは、二人一組になって「レゴ WeDo」を使ってロボット作りに挑戦しました。
この日組み立てたのは、「マイロ」。「マイロ」には、「モーションセンサー」をつけます。まずは、iPadの画面に表示されている作り方を見ながら、ロボットを組み立てます。次は、組み立てたロボットを動かすためのコマンドをipad上に並べていきます。しかし、そのコマンドの意味や動き方を先生からは全く教えてもらえません。実際にロボットの動きをみながら、コマンドの意味を自分たちで考えます。「おっ!ギリギリのところでとまった!」「すごい!!何でとまったの?」「センサーが下向いてるでしょ。地面の色がかわったから止まったんじゃない?」だんだんとコマンドの意味やモーションセンサーの役割がわかってくきます。
すると、子どもたちは、どんどん動きを複雑にしていきたくなるようです。 前に進んで、バックして、中には、迷子になるロボットも・・・。子どもたちは、いつしか、夢中で取り組んでいました。iPadを操作しながら、どの部品をどこにつけるのかを考え、自分たちで作っていきます。ペアの友だちと「これかな?」「こっちの大きさじゃない?」「これを、ここにこうつけて…」など協力しながら進めていきました。子どもたちは、お互いに声を掛け合って、うまくいかない子が「どうしたら、いいの?」と聞き、教え合う姿が見られました。「あっ、できた!ありがとう!」とお互いに協力し合いながら、ロボットを楽しんで動かしていました。楽しみながら、そして自分たちで考える学習をすることができました。子どもたちの中にある「分からないけど、とにかくやってみよう!」という気持ち、そしてやってみて「できた!」という経験そのものが、多くのことを学び、考え、身につけることにつながることを改めて実感することができました。