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2年生授業紹介

総合学習 2年生「うどん作り」

2年生にとって待ちに待った『うどん作り』がありました。
ちょうど、1年前、1年生の時に農園に蒔いて育て、6月に収穫した小麦を製粉したものを使います。相生祭を終えてから『小麦博士』を目指して学習を続けてきた子どもたち。実際に収穫した1つの穂に何粒小麦がついているか数えたり、石臼で粉にしてみて、ルーペで観察したりしました。IMG_4556また、小麦は野菜に比べて保存が利くこと、小麦は世界中で作られていること、1粒の種からなんと、500粒もの小麦がとれること、そして家にある麦の加工品のパッケージを持ち寄って仲間分けをして麦がたくさんの食べ物にすがたをかえていること、私たちは普段多くの麦の加工品を食していること、更に一人ひとり調べ学習を通していろいろ学んできました。
IMG_4563 エプロン三角巾を身につけて家庭科室に移動した子どもたちは、2人ペアになってうどん作りに取りかかりました。まず、ボウルに入った小麦粉に塩水を3回に分けて少しずつ加えて行きます。混ぜていくと、今度は少しボロボロとした感じに変わりました。ここまできたら、今度は一つにまとめて、こねていきます。力がなかなか入らなくて、悪戦苦闘する子どもたち。IMG_4564そこで、袋に入れた後に、足で踏んでいきます。小刻みに踏み続けると、ボロボロだった生地がだんだんしっとりとしてきました。IMG_4582表情を変えていく小麦粉に驚く子どもたち。小さく丸めて冷蔵庫の中へ。小一時間寝かせてあげます。寝かせて柔らかくなった生地を、麺棒で伸ばしていきます。ここで、しっかり均一に薄く伸ばすことが、うどんの出来上がりに大きく影響してきます。真剣に伸ばしていく子どもたち。IMG_4591伸ばし終わったら、三つ折りにして包丁で切っていきます。切り終わったらお鍋の中へ。IMG_4601IMG_4609IMG_4617茹で上がったうどんを食べて、「もちもちしていて、おいしい!」、「お店で売ってるのよりおいしいよ!」「家でも作りたい!」と大満足でした。IMG_4612自分たちで育てた収穫した小麦で作った”うどん”。その美味しさは格別でした。お手伝いして下さった食育担当のお母様方、ありがとうございました。