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3年生

3年生 ファイヤースクール

3年生は「相模原南消防署」に見学に行きました。これは、防災教育としての「ファイヤースクール」と社会の「わたしたちのくらしを守る」の学習の一環として行われました。「火災から身を守ることについて学ぶ」「火事からわたしたちのくらしを守ってくれている消防署の仕事について直接会ってお話を聞くこと」ということの2つのねらいがありました。
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消防署に着くと、第1部は講義室で、「火事」についての学習をしました。黒板には家の中のイラストがあり、火災の原因となるものがどれだけあるかを皆で確認しました。PC052810次に、もし自分の服に火が燃え移ったら、「走り回らず、寝転んで燃えている部分を床にこすり合わせて消火する方法」を学び、実際にその方法を実践してみました。次に、119番通報の仕方を教えていただきました。
第2部は、クラス毎に1、煙体験 2、消火器体験 3,署内や消防車の見学の三つを体験しましたをしました。
PC052834煙体験は、煙を充満させた小さな空間にハンカチを口にあてて実際に入り、真っ白で何も見えない中、壁を手でつたいながら出口を探しあてる体験です。
PC052838消火器体験は、実際の消火器(中身は水)を使ってペットボトルを倒すという体験で、みな真剣に取り組んでいました。PC05287324時間勤務の消防士さんの生活の場である署内には、仮眠室、 シャワー室、洗濯場、 食堂(20人ほどの食事を自分たちで作るそうです)が完備されていました。
PC052846 車見学では、タンク車、特別高度救助車を見ることができました。消防士さんは、火事の通報があると、消防服とボンベ(合わせて25kg)を装備して現場に向かいます。PC052856消防服は1200度の炎の中、17秒間耐えられる素材でできており、ボンベには20分間もつ酸素が入っているそうです。
見学の途中で、緊急放送が入り、緊迫した空気の中、救助隊の方たちが出動する場面もみることができました。まさに、消防署でお仕事している方たちは、 日々「いつ」起きるかわからない災害を想定して、体を鍛え、訓練を重ね、設備の点検を怠らずに行っているのだということを学びました。PC052796危険と背中合わせの現場で命をかけて、私たちのくらしを守って下さっている消防士さんのお仕事にふれて、子どもたちは多くのことを学び、心を動かされたようです。