3年生
3年生社会科見学 「相模原北清掃工場」と「リサイクルセンター}
3年生では、今まで学んできたごみについて、北清掃工場とリサイクルスクエアの見学に行きました。
工場見学では、学校で勉強するよりも実物を見るとあって、子どもたちの目が輝いていました。収集車がやってきて、車体の後ろを斜めにし、あっという間にごみがピットという穴に放り込まれます。そして、収集車は、どんどん次の回収に出かけていきます。子だも達が、一番感激していたのが、ごみピットのゴミを持ち上げ、ごみをかき混ぜるクレーン作業の過程です。ひとつかみで約2~3トンものごみを持ち上げることができるんです。あまりの重さに説明だけではピンとこない子もいました。クレーン操作室から見たごみピットの高さは約27メートルもあり、足がすくみました。クレーンが掴んだごみを離すと「ズドドーン」とものすごい音が響くのを聞いて、見学のしおりにはその驚きがたくさん書かれていました。
ゴミ収集車でお仕事している方からのお話を聞きました。実際に、収集車でごみ(ごみに見立てた物)を車に積む作業を体験しました。作業の方からのごみの捨て方のお願いが2つありました。
・焼き鳥の串は真ん中で折ってごみの真ん中にいれてください。なぜなら、ごみを集めるときに、手袋を突き通してしまうそうです。
・包丁は、しっかり新聞で丸めて捨てて欲しいそうです。子ども達は、不思議そうな顔をしていると、実際に焼き鳥の串を手袋に突き通したのを見て、納得していたようでした。
最期に隣にあるリサイクルスクエアに行きました。リサイクルによって生み出された商品を見て、子どもたちは、「すごい新品みたい」「これ、売っているんですか。」などと質問していました。「小300円中500円大1000円。リサイクルですから。」と言われ驚いていました。「粗大ごみは、みんなリサイクルになるんですか?」と尋ねると「粗大ごみは、出すときにリサイクルしてください。」と頼まないとごみとして捨てられてしまいます。そして、「リサイクルと言われてもあまりにも汚いとごみになってしまいます。」というお話に「もったいない。」と子どもたちは口々に言っていました。「みんなも丁寧に使うと次の人たちも使えて、また、次の人へと何度も使う人の所へリサイクルされますよ。物は大切にね」と言われ子ども達は、大きくうなづいてました。また、ペットボトルの捨て方やペットボトルが何に変わるかなど説明がありました。いろいろなお話を聞き学んだ事をこれから、自分たちで何ができるかしっかり考えていって欲しいと思います。