4年生体験学習行事
4年生 箱根体験学校
4年生は箱根体験学校に出かけました。
恵まれたお天気の中、箱根への道中にはきれいな富士山を見ることができ、行きのバスの中から元気いっぱいの子どもたちでした。
箱根に到着し、最初に箱根の伝統工芸である「箱根寄木細工」の体験をしました。
神奈川県に3つある伝統工芸のうちの1つである箱根寄木細工は、200年もの歴史のある、箱根の豊かな自然を生かした伝統工芸です。
寄木細工の色は、自然な木の色であることや、独特な模様の作り方など、初めて聞くお話に、子どもたちは一生懸命メモをとっていました。
寄木細工で使う特別な大きな鉋を使って、実際に木を削るところを見せて下さった時には、木の削れる音や、削りたての木の香りなど、その場でしか体験できないことを五感で感じました。
後半は、寄木のパーツを組み合わせてコースターを作りました。
一人ひとり、色や形を考えながら、お気に入りのコースターが完成しました。
お昼ごはんの後、箱根町への移動は箱根遊覧船を利用しました。
社会での事前学習を生かし、「先生、あれは人工林だよね?」と景色をしっかりと見ている子もいました。
あっという間ではありましたが、気持ちの良い船旅を楽しみました。
最後は、森林教室です。
東京神奈川森林管理署のみなさまに、森林の役割や、森林でのお仕事の際の服装や道具などを教えて頂きました。
「森林を守り育てるためにできることは何か考えること。」そのために、森林についてよく観察し、何か一つでも行動してみることが大切であると学びました。
慣れないのこぎりの扱いに苦戦しながら切った丸太は、子どもたちの大切なお土産になったようです。
ここでも、切りたての木の香りをかいだり、木の皮をめくってみたりと、普段はできない経験をすることができました。
今回の学びを日々の生活にも生かしていけるとよいです。