つなぐ手　２年　歌舞伎の殺陣体験

１７日(火)殺陣＝立ち回りを教えていただきました。前の週に、自分で作った新聞紙の刀をもって、謡に合わせた型を教わりました。「いわゆるちゃんばらだね」という先生の言葉に、子どもたちは教わる前から楽しみで仕方がないようでした。寶山先生は「声を出すとか、自分の体を自分の思うように動かすっていうのは、何度もやっていかないとできないことだから」とおっしゃって、一つひとつの所作を繰り返し教えてくださいました。最初は、振り上げたり、横に払ったりするだけでも、子どもたちは刀に振り回されていますが、最後の方になると、きちんと止めるべきところで止めたり、自然と次の動きにつながるように軸足の位置が定められるようになったりする子も出てきました。最後は、寶山先生が女形の舞を披露してくださり、子どもたちは関心を寄せていました。それぞれのクラスで立ち回りを見合ったり、歌舞伎の台詞を唱えたりしたあっという間の２時間でした。２週に渡って、歌舞伎の文化にふれることができた貴重な体験となりました。