体験留学生との交流

小学部では、６月～７月にかけて、夏休みに入っている海外の小学生を体験留学生として数多く受け入れています。国際理解を図ることが目的です。
６年生にも１人の留学生がアメリカからやってきました。お母様が日本人で、お子さんも日本が大好きで日本の小学校を体験したいという事でやってきました。
１ヶ月にわたる小学部体験でしたが、その留学生とのお別れの時がやってきました。
「どんな子が来るのだろう。」と楽しみに迎えた初日、教室に入って来た留学生を見た第一声は、「かわいい！」でした。笑顔が可愛らしく、誰にでも気さくに接し、初めてのことにも意欲的に挑戦する。そして素敵だったのは、してもらったことに対する気持ち良い「Thank you .」の一言でした。
いつの間にか、クラスにいて当たり前、ずっと前からクラスにいた、そんな風に思えるくらいの存在になっていました。「あっという間だった。」「もっと一緒にいたかった。」という反応は、彼女が間違いなくクラスの一員であったことの証です。
一人ひとりが書いたプレゼント用のメッセージカードには、４週間という短い期間にもかかわらず、濃密な時間を過ごすことができていたと感じる内容が記されていました。リアさんにとっても、クラスのみんなにとっても、今回の出会いは掛け替えのない経験になりました。
一期一会という言葉の通り、一生に一度きりの出会いです。けれども、一緒に過ごした思い出は、一生の宝物になったのではないでしょうか。いつかまた再開できる日を楽しみに、しばしのお別れです。Let’s meet again sometime .