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3年生4年生体験学習授業紹介

つなぐ手 落語体験 あっという間の2時間~ホールが笑い声でいっぱいに~

7月3日は、3,4年生のつなぐ手の授業で、落語家の桂伸三さん、お囃子担当の成田みち子さんを講師にお招きし、落語の世界を楽しみました。IMG_5118
普段、あまり落語に親しむということは無いという子ども達ですが、4年生にとっては、昨年同じようにつなぐ手の授業で聞いた落語がとてもおもしろかったようで、今回も楽しみにしていました。「昨年は、こんな話を聞いたんです。」と、授業前に嬉しそうに話してくれました。
IMG_5127一人の話し手で演じられる落語。登場人物の誰が話しているのかは、話し手の方の目線や顔の向きで伝えられます。客席から見て、どちらが玄関をあらわすのか、など、落語を楽しんで見るための方法も教えて頂きました。IMG_5132IMG_5124先生がして下さったいくつかの小話では、話の内容だけでは無く、先生の話し方や一つひとつの表情やしぐさに、大笑いだった子どもたち。とても楽しんで見ていました。
IMG_5134授業の後半には、太鼓についても教えて頂きました。一番太鼓や追い出し太鼓の音には、意味があることを知り、「あー、なるほど。」と納得の声があがりました。幽霊の登場場面の太鼓を聞いたときには、あまりの迫力に「きゃあ!」という悲鳴も聞こえました。IMG_5136また、子どもたちからのたくさんのリクエストに答えて演奏して下さった出囃子。三味線と太鼓の音を、耳を澄ませてよく聞いていました。この学年の子たちは、落語家の方の名前をよく知っていて、多くのリクエストが出ました。先生方も驚く数だったそうです。紙を切る芸の時に使う曲として、ドラえもんや、アンパンマンのテーマソングを三味線で演奏して頂いたときには、子どもたちも大盛り上がり。一緒に歌ったり、手拍子が自然に出てきたりしました。
IMG_5164IMG_5144和太鼓の体験もさせて頂きました。緊張していたようですが、優しく教えて頂き、三味線の音に合わせて楽しそうに演奏していました。
日本の伝統文化に触れることができた2時間。ホールが子どもたちの笑い声でいっぱいになりました。