1年生
1年生 順調にスタート
「おはようございます!」と元気な挨拶で教室に入ってきてくれる1年生の子どもたちです。
ランドセルの中身を机に移し、黙々と着替えに入ります。小学部では、朝登校すると体操着に着替えますが、1年生も着替えての生活が始まりました。ハンガーに苦戦しながらも、自分で終わらせられる頑張りやさんがたくさんいました。
授業も始まりました。
国語「ひらがな」待ちに待った鉛筆をもって行う授業です。鉛筆ホルダーを使って、鉛筆のもち方を確かめた後、自分の名前をなぞったり、直線や曲線をなぞったりしました。お手本の線通り、止めたりはらったりすることは、字形を正しく書くためにとても大切な練習です。濃い筆圧になるように繰り返し練習をしましたが、子どもたちは、とても集中して作業に取り組んでいました。
専科の授業が始まりました。音楽は、担当の先生の自己紹介から始まりました。歌がとてもお上手な先生。イタリア語で「オー・ソレ・ミオ」を歌ってくださいました。教室に高く響く歌声に、子どもたちの目はぱちくりさせて感心していました。その後、「さんぽ」を歌ったり、リズム手遊びをしたりしました。図画工作も、担当の先生の先生の自己紹介から始まりました。幼少時代の絵を見せていただきました。音楽に引き続き、専科の先生ならではの自己紹介でした。その後、お道具箱の使い方を教わったり、自分の好きな絵を描いたりしました。
初めての給食も体験しました。「とんかつは出ますか?」「オレンジジュースもありますか?」「毎日同じご飯ですか?」など、朝から給食を楽しみにしているようでした。3時間目の途中に、給食が教室に運ばれてくれると、「先生、お腹すいたから給食食べてから勉強しようよ!」と言う声も。活動的に動いている1年生ですから、お腹が減っていたようです。この日のメニューは、ふりかけご飯、ナポリタン、ほうれん草のソテー、ソースかつ、コールスロー、みかん缶。今年から始まったお味噌汁もあります。量が多いかな、と思いましたが、完食続出!お味噌汁のおかわりも多く、すべて売り切れ。完食まではいかなかったけど、ほとんど残さず食べられた子も多く、食欲旺盛な1年生でした。給食には、自分の苦手なものも出てきます。「苦手だから、嫌いだから食べない、というのはダメだよ。必ず一口はチャレンジしてね。少しずつ食べられるようになっていこうね。」と指導しています。