１年生がやぎ当番開始

１年生がやぎ（バニラ）当番を始めました。小学部では、総合の学習の一つとして、生き物の飼育を行っています。１年生ではモルモット、２年生ではヤギの飼育を行います。もうすぐ２年生になる子どもたち。現２年生からヤギ当番の仕方について教えてもらいます。
　お掃除の時間に、班ごとにヤギ小屋に向かいます。ヤギ小屋の中は、うんちがいっぱい。長靴に履き替えて、熊手とちりとりを持って中に入ります。「こんなにいっぱいうんちするんだ！」とびっくりしながらも、次から次へとうんちを取っていきます。最初は「すごい量だね」と喜んでいた子どもたちも、取っても取ってもなくならないうんちに「まだあるの？どれだけしてるの？」と疲れた様子に。まだまだ熊手の使い方も上手ではない１年生に、２年生が持ち方から、ふるいのかけ方なども優しく教えてくれました。ふるいをかけながら、「うんちが踊ってる！」と自分も一緒におしりをふりふりさせながら、楽しむ子どもたち。また、ヤギ小屋の奥には、バニラの寝室があります。ベット代わりの棚があり、そこにもうんちやバニラの抜け毛などがたくさんあります。「こんなお部屋があったんだね」と外から見ているだけでは分からなかったお部屋の存在に驚いていました。うんちを取り終わったら、餌の準備です。餌となるチモシーを入れ、水をバケツに２杯入れます。バケツにいっぱい入った水は、かなりの重さがあります。２年生が優しく手伝ってくれて、小屋にセットすることができました。
　普段モルモットの小屋の掃除をしている子どもたちではありますが、比べものにならないほど大変なお掃除でした。でも、意外や意外。「楽しかった！」との感想が聞かれました。どんなことでも、楽しみを見つけて取り組む所が子どもたちの魅力です。小学部の一員であるバニラのお世話に関わることができたことが嬉しかったようです。モルモット同様、これからはバニラのことを可愛がるとともに、しっかりとお世話をしていくことができればと思います。